2018年9月28日

雨の日は雨を愛す

人間の成長に才能や努力は必要だが、ネガティブな姿勢の中で力は発揮されない。充足した人生は前向きな姿勢の先にしかないようだ。「つらい」「つまらない」ことにも何かしらの喜びや楽しみを見出だせる人は強い。


晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。 
楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。
 
吉川栄治(1892~1962/作家)

2018年9月21日

富士山研修センター


月に一度の家族会。今月は富士河口湖町の研修センターを両親と弟が訪ねてくれた。ベランダから富士山が一望できるロケーション。自然豊かな環境でありながら、お隣の富士吉田市には富士急ハイランドをはじめ、大手ホームセンターや飲食チェーンが点在。10月下旬からは紅葉が楽しめる。

2018年9月14日

士農工商??


差別用語について学ぶレッスン中に江戸時代の身分制度「士農工商」について学生たちに問うてみたところ、みな怪訝そうな表情。調べてみたところ、「士農工商」という表現は2000年頃から教科書に掲載されなくなったとのことで、現在は武士>庶民(農民や町人)>穢多>非人という解釈に変わっている。どうりで反応が悪いはずだ。

2018年9月7日

左右?前後?上下?

若年層の思想的な傾向が右か左ではなく、上か下になってきているとの分析がある。左右の対立軸などに興味はなく、自分を高めるためにはどっちが必要かと考える合理的な思考。何かにつけ反対をし、弱者に光を当てよと言っている自分ではなく、うまく折り合いをつけ、要領よく上にいく自分を目指しているということ。


当然勝ちと負けは出てくるが、負けたら自分の責任で細々と次を狙う。それを世の中や政治のせいにはしない。文句ばかり言っている大人よりずっと潔いではないか。

先を歩く者は彼らに対立軸を植え付けるのではなく、彼らに様々な経験を積ませてやらねばならない。情報はあふれている。正誤・善悪などの価値観を一方的に押し付けるなどもっての外。情報を取捨選択し、自らの考えをしっかり構築できる人間を育てていきたいものだ。