2011年4月12日

拡散している方々へ

あなたはテレビ、ラジオ、雑誌、WEBサイト、ブログ、SNS、ツイッターで知り得た情報を、あたかも確定的な事実のように流布してはいないだろうか??そうした情報は、あくまで「報告」「分析」「提案」であって、「事実」であるかどうかの判断は受け取る側に委ねられていることを忘れてはならない。


メディアやマスコミで得た「情報」を誰かに話すときは、「テレビでこう言ってたけど、私はこう思う」とか「ツイッターで流れた情報なんだけど、調べてみるといいかもよ!」などと冷静に伝えて頂きたい。そうすれば、どんなに取捨選択能力に乏しい人でも、それなりに判断する回路は働くはずである。

情報は一度「常識的な正義」にかざした上で、内容を誇張することなく、丁寧に話すよう心がけたい。聞き知ったことをそのまま伝達ゲームのように伝える行為は、結局はデマの類を流す手助けをすることになり、世の中を混乱させる原因にもなるのだ。不用意な「拡散」は是非とも控えてもらいたい。