NHK「紅白歌合戦」の出場歌手55組が発表された。被災地ゆかりの「西田敏行さん」「千 昌夫さん」「猪苗代湖ズ」などが選ばれた他、K-POP勢から「東方神起」「KARA」「少女時代」の3組が出演。他局のドラマで人気が出た「鈴木 福くん」と「芦田愛菜ちゃん」も登場するという。
今年は某大物司会者の暴力団との繋がり発覚で、NHKもかなり人選には苦労したというが、見たところ例年通りのバランス人事や大物との抱き合わせ人事も見られるなど目新しさはさほど感じられない。
NHK 紅白歌合戦公式キャラクター「ウタウッキー」 |
今年は某大物司会者の暴力団との繋がり発覚で、NHKもかなり人選には苦労したというが、見たところ例年通りのバランス人事や大物との抱き合わせ人事も見られるなど目新しさはさほど感じられない。
62回目を迎える歴史の重みは大切にしてもらいたいが、あまねく広い世代に番組を見てもらおうという紅白のコンセプト自体が限界に来ていることは明らかだ。果たしてどれだけの家族が大みそかに揃って紅白を見るのだろう。視聴率では測れない「視聴形態」の変化も確実にあるはず。紅白という枠はそのままに、出演者、司会者とも完全二部制にしてカラーを変えるなど、そろそろ大幅なテコ入れが必要な時期が来ている。