2011年11月16日

日の丸が泣いている。

今日、北朝鮮の首都「平壌(ピョンヤン)」で行われたサッカーワールドカップのアジア3次予選「日本ー北朝鮮」戦をご覧になった方はいらっしゃるだろうか?私は夜に仕事があるだけで日中は休みだったので、始めから最後までテレビでじっくりと観戦させてもらった。

【写真はイメージです】
ほぼ100%北朝鮮のサポーター(選ばれた国民のみらしい)が見守る異様な雰囲気の中で行われた超・アウェー戦は、結局「1対0」で日本が敗退。選手やスタッフ、100人ほど会場入りしていた日本人のサポーターに対しても特に大きなトラブルはなかったのだが、冒頭のセレモニーだけは何とも後味の悪いものとなった。

国際ルールに乗っ取って行われている国歌吹奏の部分で、日本国国歌「君が代」が観客の大ブーイングでかき消され、ほとんど聞こえない状態に…。世界で活躍する北朝鮮チームの有能な選手達もさぞかし恥かしかっただろう。批判的な発言はあまり好ましくないが、国際的な常識も通用しないあの品格の無さには閉口するばかりだ。