「YOKOSUKA軍港めぐり」のクルーズを終えた我々はすぐ近くに展示されている記念艦「三笠」へ。戦後に復元された部分も多いのだが、記念艦として船の隅々までをじっくり見学することが出来るようになっている。入艦料は600円。
「三笠」は日清戦争後、ロシアに対抗するための「六六艦隊計画」の一環として建造された艦船で、完成直前に海軍の予算が尽きてしまったため不法流用までして作られたという。
その期待に応え、1905年(明治38年)5月の日本海海戦で「三笠」をはじめとする聯合艦隊はロシアのバルチック艦隊を撃破し、日本を勝利へ導くこととなった。ちなみに、聯合艦隊を率いたのは言わずと知れた「東郷平八郎」である。
1921年のワシントン軍縮条約によって廃艦が決まった「三笠」だが、現役復帰できない形での保存が許されて横須賀に保存されることになる。
第二次世界大戦後は艦上にアメリカの軍人向けに「キャバレー・トーゴー」が開かれたり、艦上構造物を持ち去られてしまうなどひどい状況だったのだが、復元保存運動のおかげで無事ほぼ完全な形に修復され、こうして横須賀に保存されている。我が国の歩んだ近代の歴史を是非ともその目でお確かめ頂きたい。
「三笠」は日清戦争後、ロシアに対抗するための「六六艦隊計画」の一環として建造された艦船で、完成直前に海軍の予算が尽きてしまったため不法流用までして作られたという。
その期待に応え、1905年(明治38年)5月の日本海海戦で「三笠」をはじめとする聯合艦隊はロシアのバルチック艦隊を撃破し、日本を勝利へ導くこととなった。ちなみに、聯合艦隊を率いたのは言わずと知れた「東郷平八郎」である。
1921年のワシントン軍縮条約によって廃艦が決まった「三笠」だが、現役復帰できない形での保存が許されて横須賀に保存されることになる。
第二次世界大戦後は艦上にアメリカの軍人向けに「キャバレー・トーゴー」が開かれたり、艦上構造物を持ち去られてしまうなどひどい状況だったのだが、復元保存運動のおかげで無事ほぼ完全な形に修復され、こうして横須賀に保存されている。我が国の歩んだ近代の歴史を是非ともその目でお確かめ頂きたい。