2015年12月30日

60年のロングセラー


幼少の頃、夢中で読んだ絵本をネットで見つけ購入。私の「家好き」「地図好き」はおそらくこの2冊に端を発している。「ちいさいおうち」の初版は1954(昭和29)年。かなりのロングセラーだ。

2015年12月25日

Merry Christmas!


クリスマス。世界各地で平和への祈りが捧げられている。戦争・紛争は宗教に端を発していることが多い。宗教観に乏しい我々日本人も無知であってはならぬ。本来の意味合いもしっかり知っておくべきであろう。メリー・クリスマス!

2015年12月20日

太陽が映える季節

この時期は空気が澄んでいることもあって、天気がいいと朝日や夕日がとても鮮やかだ。12月ともなるとかなり気温も下がっているが、日の出・日の入りの前後はその光景に見入ってしまう。



毎週土日の早朝から仕事でお世話になっている「J-WAVE」がある六本木ヒルズ森タワーから撮影した朝日と、三浦半島にある自宅に帰る途中に撮影した夕日。特に水平線に日が沈んでいく様は何とも幻想的でダイナミックだ。2015年もあと10日で終わる。

2015年12月15日

卒業公演2015


先日、講師としてお世話になっている専門学校の卒業公演へ伺った。全クラスを見ることは出来なかったが、それぞれに成長した姿には頼もしさすら感じる。彼らは年が明けると、それぞれの所属先を決めるプロダクションオーディションに挑む。年末年始はしっかり休んでもらいたい。

2015年12月10日

食酒房ふさ助/恵比寿

今年の7月に事務所を移転してから、週に2度はランチで利用させて頂いている食酒房"ふさ助"。家庭料理をベースにしたご馳走が数多く揃った居心地のいい店だ。気さくなママF子さんと威勢のいい従業員K村くんがお店を盛り立てる。



もちろんお酒のラインナップも豊富で、日本酒や焼酎の品揃えは酒好きには満足して頂けるだろう。少し飲みたい時に、ハーフで出してくれたり、おつまみを臨機応変に見繕ってくれるのもありがたい。ランチは14時30分まで(お酒もOK)。夜は終電近くまでの営業。恵比寿の隠れ家的飲み屋だ。

食酒房 ふさ助
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-3-9-1F
03-3461-1993

2015年12月5日

早朝の六本木から

毎週土日の午前中は、東京・六本木にあるラジオ局「J-WAVE」でニュースデスクを担当。局に入る朝6時には夜が明けておらず、六本木ヒルズ森タワーの脇にはまだ月が見えている。



この時期の日の出は午前6時半前後。晴れた日に東京湾から昇る朝日は見事だ。週末の4時半起きは確かに大変ではあるが、13時半には遅番のデスクと交代するので、午後の時間を有効に使えるという点ではありがたい。

2015年11月30日

1994年秋の決断


知り合いから懐かしい写真が送られてきた。1994年に私がキャスターを務めていたBSN新潟放送「情報ジャイアント」にその方が出演した時のもの。この番組は良くも悪くも、当時27才だった私がフリーの道を歩もうと決意したきっかけの番組だ。今とは別人の私がいる(笑)

2015年11月25日

久々のゾロ目レシート


久しぶりにゾロ目のレシートをゲットした。コンビニやスーパーなどの会計時には店員さんが金額を読み上げるが、この時の店員さんは今にも鐘を鳴らすかような勢いで、「あ、すごい!お客様、999円ですっ!!」とかなりテンション高め。何となく得した気分になるのが不思議だ。

2015年11月20日

日本一の100円ショップ


2,000坪を誇る日本最大のダイソーが千葉県船橋市にある。地下1階から地上6階までの全てがダイソー。ワンフロアーだけでも普通の店舗以上に広いと申し上げれば、どれだけ広いかがお分かり頂けるだろう。このビル、元は丸井だったそうだ。

2015年11月15日

仏壇ではありません。

仏教徒でもキリシタンでもない我が家には仏壇も礼拝台もない。そこで、すでに祀っている神棚に合わせ、神道式の祭壇を設けた。あまり知られていないが、仏教の仏壇にあたる物を神道では祖霊舎(神徒壇)と呼ぶ。


本尊(仏像)はなく、仏教の位牌にあたる霊璽(れいじ)だけを中に祀る。あとは通常の神事で使う三方(供え物をのせる台)と、その三方や玉串(榊に紙を絡ませた供え物)をのせる八足台を用意すればOK。仏壇のような重厚感はなく質素な作りだが、とても気に入っている。


作法は神社参拝と同じ「二礼二拍手一礼」で、 神棚、祖霊舎の順番に参る。ちなみに、葬祭(葬儀)の時の拍手(かしわで)は音を立てない偲手(しのびて)で行い、五十日祭(仏教で言う四十九日)までは神棚を半紙で隠し、神棚は参らないのが習いである。

この祖霊舎にはまだ誰も入っておらず、開眼祭(仏教でいう開眼法要)も行っていない。墓や仏壇を生前に設けることは不吉だという声もあるようだが、我が家はそうした声を気にする家ではない。将来自分が納まる場所を知っておいたほうが安心…と考えればいいだけだ。

2015年11月10日

国鉄と電電公社

国営だったものが民営化され「株式会社」となった企業がある。我々の世代では当たり前のことだが、10~20代の人達にとっては歴史の時間に教わるほど昔のことでもなく、結構知らない人が多いようだ。


ちなみに、国鉄(日本国有鉄道)は現在の「JR」のこと。山手線や中央線のことを昔は「国電」と呼んでいた。電電公社(日本電信電話公社)はお察しの通り、現在の「NTT」のことである。そう言えば、先日レッスンで「官製ハガキ」と私が言ったら、怪訝そうな顔をする学生がいた。そう、郵便局も10年ほど前までは国営だったのだ。今は「官製ハガキ」ではなく「通常ハガキ」と呼ぶらしい。

2015年11月5日

セゲユサン=世界遺産

韓国語には全体の7割以上を占めるとされる漢字語(本来は漢字で表記)と大和言葉にあたる固有語(ハングル文字で表記)があるのだが、日本からの独立後は漢字語のほとんどがハングル文字で表記されるようになる。

実は漢字語の多くは36年間にわたる日本の統治下で定着した和製熟語。そのまま漢字を使い続けると、日本文化が生活に根付いてしまった事実があからさまになるため、韓国政府は急速に漢字追放政策を進めたのだ。


漢字語の読み方は日本語の音読みとよく似ている。運動=ウンドン、高速道路=コーソットーロ、図書館=トソグヮン、化粧室=ファジャンシル、冷蔵庫=ネンジャンゴ、世界遺産=セゲユサンなどなど。しかも、韓国語の音読みは基本的に一つしかないので、ルールさえ覚えてしまえば、日本人なら誰でも簡単に読むことが出来るのだ。

さらに、2つの言語は語順が全く同じなので、日本語をそのまま順番に置き換えれば文章が完成する。もし今も漢字表記が定着していたとしたら、お互いにもっと親近感を持てていたのかもしれない。


兄弟のような存在の日韓両国。日本文化の礎はそのほとんどがかつて朝鮮半島から伝わったものであるし、韓国の近代化は日本の植民地時代に端を発しているのも事実。先日ようやく首脳会談が開催されたが、日韓国交正常化50周年を機にお互いが大局的見地で融和できないものだろうか。日韓文化ウォッチャーの1人として切に願うばかりだ。

2015年10月30日

近所の恵比寿神社へ

街はハロウィン一色の様相を呈しているが、私はマイペースにも五穀豊穣と家族安泰への感謝を込め恵比寿神社へ。今回は事務所移転の報告も兼ね、いつも赴く渋谷氷川神社ではなく、一番近いこの神社にやってきた。


恵比寿神社は渋谷氷川神社の境外末社とされるが、創建年代は不詳だ。元々「天津神社」と呼ばれていた神社を戦後の区画整備の際、『事代主命(恵比寿様)』を合祀して「恵比寿神社」と改称したとの記録がある。日本人の一人として先人・風土への感謝を忘れたくはない。

2015年10月25日

河口湖の買物事情

月に1~2度、山梨県の富士河口湖町にある事務所の分室に滞在する。3年前に購入した当初は食料品や生活用品を揃えるのに苦労するのでは…などと考えていたのだが、全く心配する必要は無かった。


お隣の富士吉田市は甲府市に告ぐ県内第2の都市。街道沿いにはホームセンター、スーパー、ファミレス、コンビニが軒を連ね、大型ショッピングセンターも点在しているのだ。中央道河口湖インターの近くには深夜2時までではあるが、ドンキホーテも出店している。今夜もちょうど数日分の買出しをしてきたところだ。


マンションがある場所は山の中腹で、回りに商店などは全くないが、車さえあれば全く生活には困らない。執筆業などを生業にしているのであれば、静かなこの地に住んでもいいほど。ゆったり体を癒せる大浴場も併設。深夜なら、都心から車で1時間半ほどで着いてしまう。朝の富士山を拝んでから眠りに就くのも悪くはない。

2015年10月20日

祝!60,000キロ


愛車のミニ・コンバーチブルが総走行距離6万キロを突破した。4年と少しでの6万キロ達成はオープンカーにしてはかなり早い。距離を稼いでいるので、来年迎える2度目の車検ではタイヤの交換は必至だが、不調は全く感じられず、コンディションはとてもいい。まもなく新型が発表されるとの声もあるものの、まだしばらくは付き合っていくつもりだ。

2015年10月15日

ニャフェ・メランジェ

恵比寿駅から歩いて3~4分のところに「ニャフェ・メランジェ」という名の猫カフェがある。5年ほど前から店の存在は知っていたのだが、今日初めて入店してみた。店内はカフェというより、ドッグランならぬキャットランといった趣きの開放的空間。その広々としたスペースに20数匹の猫達が放たれている。



窓際で外を眺めたり、ゲージやソファで寝転んだり、本棚に置物のように収まっていたりと、互いに干渉することなく、自由に時を過ごしている。料金は1時間1000円で、猫のおやつは100円。ドリンクは200~300円程度なのだが、注文しなくてもOKとのこと。マンション住まいで猫を飼えないという人にとってはありがたい店だ。猫好きの方はぜひ一度!

Nyafe Melange ニャフェ・メランジェ
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-7-13 麻仁ビル恵比寿3F
03-5449-4024

2015年10月10日

足腰とスポーツの御守

先日母親が友人に頂いたという「足腰御守」。京都御所の近くにある護王神社の御守で、足腰の健康やスポーツ守護で買い求める人が多いのだとか。普通の神社では滅多にお目にかかれない。


そう言えば、声を使う職業やのどの弱い人にご利益があるという「おせき守」を以前ご紹介したことがあった。こちらは神奈川県葉山町にある森戸大明神でお授けいただける。風邪を引きやすい時節柄、参ってみてはいかがだろう。

2015年10月5日

秋の味覚が勢揃い


夜7時に閉ってしまう地元の「原田ストア(横須賀市長井)」で、種なし巨峰(福島県産)と早生みかん(愛媛県産)がいずれも298円で売られていた。果物の仕入れにはかなりこだわりがあるようで、小さいスーパーながら店頭には常に新鮮な商品が並ぶ。今日の目玉は完熟柿が8個で100円。さすがに食べきれないので断念!笑

2015年9月30日

彼岸花に幸あれ!

9月の中旬を過ぎる頃、一斉に咲き出す「彼岸花」。「曼珠沙華(まんじゅしゃか・しゃげ)」とも呼ばれるが、なぜか日本では不吉な花として昔から忌み嫌われることが多い。


ちょっと調べるだけで、「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」「剃刀花(かみそりばな)」「捨子花(すてごばな)」「はっかけばばあ」など花を侮辱するような呼称が次々と出てくる。欧米では品種改良が進み、鑑賞花として定着しているというのに何ともひどい話だ。名誉回復を望みたい!

2015年9月25日

飲食店の気配り


先日利用した居酒屋の締めで出された無料の味噌汁。無料にもかかわらず、曜日で具を変えているという事実に感心していたところ、お椀の底に一言メッセージが…。単にそれだけのことかもしれないが、何となく心がホッコリする。是非また利用させて頂こう。

2015年9月20日

プロダクション・エース

業務提携している声優事務所「プロダクション・エース」。主に付属養成所の講師としてお世話になっているのだが、19日に開催された所属タレントの懇親会にお招き頂いた。発足して7年の新しい事務所とあって若手がとても多く、活気ある懇親会。参加者は100名を超えていた。


ゲーム大会なども含めたっぷり3時間のプログラム。後輩や教え子たちが酒や食べ物を運んできてくれる上、我々ベテラン組(?)はしっかりテーブル席に座らせて頂く。

終了後は若手メンバーの2次会に参加。翌朝4時半起きではあったが、気づいた時にはすでに1時を回っていた。普段タレント同士で会うことは中々ないので、こうした機会はとても貴重だ。有意義なひとときに感謝!

2015年9月15日

海をひとりじめ?!

16日(水)午後までがOFFとなっていたので、半月ぶりに三浦の自宅マンションへ帰宅。前夜はすぐに就寝し、午前9時に起床。朝食をとった後、部屋の掃除や布団干しなど諸々の作業に勤しむ。午後は買物がてら車でブラブラ。



9月も中旬とあってすっかり秋めいてきたものの、海辺にはまだ夏の残り香が漂っている。夏が終わってしまうのは寂しいことなのだが、一方で皆んなのものだった海が自分の元へ戻って来てくれたような感覚も…。おかえり!

2015年9月10日

知的な人の5つの態度

Facebookをチェックしていたところ、「知的であるかどうかは、五つの態度でわかる」という記事を発見。解釈はわかれるところだろうが、個人的には是非とも教訓にしたいと感じたので掲載させて頂く。


①異なる意見に対する態度
知的な人は異なる意見を尊重するが、そうでない人は異なる意見を「自分への攻撃」とみなす。

②自分の知らないことに対する態度
知的な人はわからないことがあることを喜び、怖れない。また、それについて学ぼうする。
そうでない人はわからないことがあることを恥だと思う。その結果、それを隠し学ばない。

③人に物を教えるときの態度
知的な人は教えるためには自分に「教える力」がなくてはいけないと思っている。
そうでない人は教えるためには相手に「理解する力」がなくてはいけないと思っている。

④知識に関する態度
知的な人は損得抜きに知識を尊重する。
そうでない人は「何のために知識を得るのか」がはっきりしなければ知識を得ようとしない上、
役に立たない知識を蔑視する。

⑤人を批判するときの態度
知的な人は「相手の持っている知恵を高めるための批判」をする。
そうでない人は「相手の持っている知恵を貶めるための批判」をする。


知的でなければ生きていけない訳ではないが、どんな環境においても知的であるに越したことはないはず。「人の振り見て、我が振り直せ」とも言う。自分を見つめるきっかけと捉えたい。



◆知と知を繋ぐBook&Appsより
http://blog.tinect.jp/?p=16095

2015年9月5日

渋谷"新南口"閉鎖へ


JR渋谷駅の「新南口」が埼京線ホームの北側移設に伴い閉鎖となる。閉鎖時期は発表されていないが、工事は週明けから行われるとのこと。一時的な措置ではなく、新南口自体が無くなってしまう可能性も。利用者の方は要チェックだ。

2015年8月30日

タイアップもほどほどに

神奈川県が制作した危険ドラッグの啓発CMが「衝撃的」だと話題になっている。強烈すぎるという批判もあるようだが、個人的にはこのくらいのインパクトは必要なのでは…と感じている。


一方の東京都版をご覧頂きたい。人気アニメ「進撃の巨人」とのタイアップで作られたCMなのだが、明らかにネームバリューに頼り過ぎて、啓発の役割を果たせていないのがわかる。タイアップ先の作品までもが汚されてしまっているように感じるのは私だけだろうか。


この2つ、行政が制作するCMの良いパターン、悪いパターンの代表例と言えよう。大体、東京版は1分もかけているにもかかわらず、文字要素や内容がストレートに伝わっていないのだ。駄作とまでは言わないが、安易すぎやしないか。

※YouTubeの映像に関して
映像は権利者サイドが無償で公開しているものですが、ダウンロードする行為は「違法」となりますのでご注意下さい。当ブログではYouTube映像を「共有」させて頂く形でご紹介しています。視聴すること自体に何ら問題はありません。

2015年8月25日

恵比寿の猫とおばあさん

移転した個人事務所の近くにおばあさんの像がある。山手線の電車からでも見える場所だ。プレートには華道の家元であった旨が記されているのだが、その横に「たまの会」なる表記があり、おばあさん像の回りには猫の像も。



ビルの名称はその名も「CATビル」。実は私が講師をしている養成所がこのビルの中にあるので、週に1度は訪れているのだが、ロビーにはオーナーの関係者の方が週替わりで飾っているきれいな花々と可愛らしい猫の写真が…。このビルと猫の関係や如何に。

2015年8月20日

ミニと過ごす私の夏


久しぶりに愛車「ミニ・クーパー(コンバーチブル)」の車内清掃。革のシートにはデニムの青であったり、細かい皮脂汚れなどが結構付いていて、後部座席には引越しで荷物を運搬する際に擦れた跡などがあちこちに。専用洗剤を使って念入りに拭き取っていく。夏は終盤に差し掛かっだが、ミニと過ごす私の夏はこれからが本番だ。

2015年8月15日

70回目の終戦記念日

今日は70回目の終戦の日。昭和20年8月15日は日本にとって史上最も重大な一日であったと言っていい。正午から流された終戦の詔勅で、昭和天皇は一体何を述べられたのか。その内容を熟知している日本人は意外に少ない。



今回は現代語訳付の映像(YouTube)を謹んで掲載させて頂く。現在の日本が存在するのも全てこの放送があったからこそ。戦争の功罪を語る前に、まずは歴史上の事実に触れることが最も大切だと私は思う。無知な自分を放置するなどもっての他。戦後70年の夏、今一度自分なりに思いを巡らせてみたい。


YouTubeの映像使用に関して
映像は「YouTube」に掲載されているものをブログに埋め込む形でご覧頂いています。無断でダウンロードする行為は違法となりますのでご注意ください。

2015年8月14日

見ておきたい終戦映画

70回目の終戦の日を前に、日本人として是非見ておきたい映画を2本ご紹介したい。1つ目は現在公開中の『日本のいちばん長い日』。日本が太平洋戦争を終結させるに至った経緯とそこに携わった多くの人たちの苦悩が描かれている。ちなみに、「いちばん長い日」というのは、8月15日正午に玉音放送が流されるまでの1日を指す。


個人的には阿南陸軍大臣役の役所広司さん、鈴木貫太郎総理役の山崎 努さん、昭和天皇役の本木雅弘さんの演技が光っていたように思う。昭和42年に公開された前作ではナレーションでの解説を多用していた昭和天皇の部分を今作はセリフとしてしっかり描いているところも見どころ。


さて、もう1本は2012年にハリウッドで制作され、翌2013年夏に日本で公開された『終戦のエンペラー』だ。太平洋戦争の終結直後、日本統治のためにやってきた「マッカーサー元帥」と、彼から戦争責任に関する調査を依頼された「ボナー・フェラーズ」が、終戦直後の混乱した状況下で“真実“を求めて奔走する姿を描いた歴史ミステリーである。


戦記ものではあるものの、架空の恋愛エピソードをひとつの軸に、全体的にはシンプルで見やすい構成になっている。名優トミー・リー・ジョーンズがマッカーサーに扮するほか、初音映莉子、西田敏行、中村雅俊、桃井かおり、伊武雅刀ら日本人俳優も多数出演。昭和天皇(エンペラー)は歌舞伎俳優の片岡孝太郎が演じた。単なるアメリカびいきの作品と思うなかれ、アメリカ(連合国)側の視点だけでなく、日本の立場もしっかり表現されている。

誰もが知っている歴史の一幕を通して、国のあり方、日本人のあり方を改めて考えさせてくれる2本。終戦の日を迎えるにあたり、日本人なら一度は見ておきたい映画だ。

※YouTubeの映像に関して
映像は権利者サイドが無償で公開しているものですが、ダウンロードする行為は「違法」となりますのでご注意下さい。当ブログではYouTube映像を「共有」させて頂く形でご紹介しています。視聴すること自体に何ら問題はありません。

2015年8月10日

北上するクマゼミ

「クマゼミ」というセミをご存知だろうか。体長60~70㎜の日本最大のセミで、黒いボディに羽は無色透明。「アブラゼミ」のような雑音まじりのような鳴き声ではなく、「シャオ、シャオ、シャオ」と透明感のある鳴き声を放つ。

セミ好きの私から言わせて頂くと、クマゼミの魅力はその逆三角形のスタイル。他のセミはどちらかと言えば頭から羽にかけて幅が広がっているのだが、クマゼミは羽を鋭角にたたんでいるせいかシマリのある印象を受けるのだ。



実はこのセミ、西日本ではお馴染みなのだが、基本的に東日本には存在しない種類であった。しかし、地球温暖化の影響だろうか、90年代に入ってから生息域が徐々に北上。すでに福島や新潟でもその鳴き声が報告されている。

それでも、まだ都心で「クマゼミ」の鳴き声を耳にすることは少ない。「シャオ、シャオ、シャオ」という鳴き声を耳にしたら、ありがたくご鑑賞頂きたい。

2015年8月5日

三浦半島、気温31度。

今日から3連休。事務所の移転も一段落したので、久々に三浦で過ごすことに。海辺特有の湿気はあるものの、猛暑日の続く東京に比べると気温は低い。日差しが強くフルオープンには出来なかったが、吹き渡る夏の海風は涼やかだ。



ランチは横須賀市佐島にある地魚料理店「おくむら」で。日替わり10品の魚メニューの中からいくつかを選んで注文。ご飯とみそ汁に小付と漬物が付いた昼定食だ。魚が得意でない客のために魚以外のメニューも用意されている。今日は私の好きな「肉豆腐」。


地元の海は観光地ではないので人はまばら。波は穏やかで、透明度も抜群だ。お盆休みは予定を入れているのだが、この連休は特に計画を立てずにのんびり楽しもうと思っている。

2015年7月30日

若手社員の熱意と誇り


事務所の引っ越しで仕切っていた引越業者の社員、電気ブレーカーの交換に来てくれた東電の社員、立ち会ってくれた管理会社の社員。聞くと、皆入社2~3年の若手社員とのこと。自分の仕事に熱意と誇りを持って取り組んでいる姿は本当に清々しい。オーバーだが、元気と勇気を分けてもらった気がする。さあ、段ボール解きを進めなければ!(笑)

2015年7月25日

アフレコライブ2015


講師としてお世話になっている声優の専門学校で行われた2年生のアフレコライブ。2クラスしか鑑賞できなかったのだが、終了後の打上げにまでお誘い頂く。私は1年生の担当なので、実は彼らに会うのは半年ぶり。やり遂げた満足感とともに、プロを目指す覚悟のようなものが表れていた。卒業まで半年と少し、しっかり自分磨きに励んでもらいたい。

2015年7月20日

"爽"快感がたまらない!

「爽」はロッテから販売されている人気のアイス。シャーベットのような食感が特徴で、通常のバニラ、抹茶などに加え、季節限定フレーバーも随時発売されている。


最近のお気に入りはスイカ味と冷凍みかん味の2つだ。近所のドラッグストアはアイスのラインナップが豊富なので、どの味も比較的手軽に入手できる。「"爽"快感がたまらない!」がキャッチコピー。カキ氷とアイスクリームのいいところを兼ね備えた夏にピッタリのアイスだ。

2015年7月15日

泥棒を捕らえて縄をなう

昨年末の解散総選挙で安倍総理はアベノミクスの中間評価をしてもらう…と声高に訴え、安保法案に関しては争点にしていなかった。そういう点で言えば、彼は国民を欺いたことにはなる。

とは言え、政権の性質を見ていれば、今回のような流れに至ることは選挙前から想像できたはず。今になって急に反対の声を挙げたとて、すでに時遅しである。なぜもっと早くに行動を起こさなかったのか。"にわか反対論者"のお祭り騒ぎと言われても仕方がない。「泥棒を捕らえて縄を綯(な)う=泥縄」とはまさにこのこと。


私も安倍政権の安保法案採決に向けての一連の流れ、そもそも憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使自体には反対である。しかも、国民の理解が深まらない中で一気に進めようとする姿勢は決して許されるべきものではない。

ただ、アメリカにだけ頼って自国を守っていくことに限界が来ていることは紛れもない事実。そのために時間をかけて将来の防衛について議論していく必要はあるのだ。沖縄県民でもないのに「辺野古は白紙!」「米軍出ていけ!」とだけ訴えている人達は果たして国の行末を慮って発言しているのだろうか。擁護するつもりはないが、戦争を積極的に肯定する政治家はごく少数。思想の右左に関係なく、多くの人が将来を憂いているのだ。

日本国憲法(国立公文書館デジタルアーカイブより引用)>

いずれにせよ、法案に対する国民の理解が進んでいないのは明らかで、本来は採決を一旦見送るべきであろう。本気でやりたいのであれば、解釈の変更などという姑息な手段は使わず、正々堂々と憲法改正を発議すればいいのだ。与党・野党とも最近の政治家は目先のことばかり。もっとしっかりとした国家観を持ち合わせた人物はいないものか。

今こそ我々1人1人が学ぶ時である。政(まつりごと)に普段からもっと目を向けていれば、こんなことにはならなかったはず。結局、国民が馬鹿でいてくれたほうが政府としては何かと都合がいいのである。あなたはそのような風潮を許すのか。家族・親子・友人同士でもっと世の中について普段から論戦を交わすべきではないのか。無知な自分を放置していることこそ最も恥ずべき行為。目先の感情論ではなく、大局的視点を持つことこそが必要であると私は思う。

2015年7月10日

地理はお好きですか?

最近、地理に疎い学生が急増している。地理は一般常識ではなく、いまやマニアックな領域なのか…と思ってしまうほど無知な者も多い。せめて47都道府県の位置くらいは把握していて欲しいものだ。


地図は想像力を鍛えるのに効果があると言われる。学校教育であまり重視しないというなら、是非ともご家庭のリビングに地図を常備して子どもと一緒に眺めるようにして頂きたい。ちなみに、ネットの地図はページ上で自在に拡大・縮小出来てしまうので想像力を鍛える効果はあまり期待出来ない。

2015年7月5日

J-WAVEニュースルーム

今回は去年の4月からお世話になっているJ-WAVEのニュースルームをご紹介させて頂く。「ニュースルーム」とは他の放送局で言うところの「報道部」のことで、ニュース、天気、交通などの情報素材を取りまとめている部署。基本はデスクとアナウンサーの2人で担当し、早朝と深夜は1人体制となる。


私は土日前半のニュースデスクを担当。デスクは毎枠ごとにヘッドラインニュースを5~6本出稿し、ニュース自体はアナウンサーが読む。通常しゃべる機会はないが、大規模災害等の緊急事態や選挙番組などの際にはマイク前に立たなければならない。少人数での運営のため、誤報やミスのないよう細心の注意を払っている。