15日の水曜日、長野県の「諏訪湖祭湖上花火大会」へ足を運んだ。ちょうどお盆の帰省の時期に開かれることもあり、高速道のサービスエリアも諏訪湖周辺の道路も大混雑するとのことで、我々は山梨県の「甲府駅」近くにホテルを取り、中央本線で「上諏訪駅」へ。甲府からは特急で約50分だ。
諏訪湖の花火は一日の打ち上げ数が約4万発という規模を誇る信州の夏の風物詩。東京・隅田川の花火、三尺玉で有名な新潟の長岡の花火、大阪・PL教団の花火はいずれも総数2万発、秋田・大曲の花火が約1万8千発なので、打ち上げ数だけをとれば「諏訪湖」がダントツで日本一ということになる。
今年で64回目。終戦の4年後に「敗戦ですさんだ心を癒し、希望につなげよう」と終戦記念日に行われるようになり、花火の前には戦没者への黙祷がある。
諏訪湖花火のもう1つの醍醐味はその音にある。周囲を山に囲まれた鍋の底のような地形をしている諏訪湖周辺は花火の音が山々に響き渡り、体に直接振動が伝わってくるような大迫力を感じられるのだ。
信州は昔から花火師が多い土地で長野県の花火生産額は日本一。諏訪湖の花火は技術的な水準が高いと言われている。水上スターマインは、3尺玉などの大花火が諏訪湖の湖面に直径300mもの半円を作る珍しいもの。エンディングで披露される全長約2kmの大ナイアガラもまた素晴らしい。
帰りの「上諏訪駅」。入場規制が行われ、果たして甲府までの電車に乗れるのだろうか…と不安になったが、結局1本電車を見送っただけで、すぐに臨時列車に乗ることが出来た。色々な花火大会を見てきた私だが、諏訪湖花火の満足度は他のそれに比べると群を抜いている。来年は今年取れなかった諏訪のホテルを予約してゆっくりと楽しみたい。
諏訪湖の花火は一日の打ち上げ数が約4万発という規模を誇る信州の夏の風物詩。東京・隅田川の花火、三尺玉で有名な新潟の長岡の花火、大阪・PL教団の花火はいずれも総数2万発、秋田・大曲の花火が約1万8千発なので、打ち上げ数だけをとれば「諏訪湖」がダントツで日本一ということになる。
今年で64回目。終戦の4年後に「敗戦ですさんだ心を癒し、希望につなげよう」と終戦記念日に行われるようになり、花火の前には戦没者への黙祷がある。
諏訪湖花火のもう1つの醍醐味はその音にある。周囲を山に囲まれた鍋の底のような地形をしている諏訪湖周辺は花火の音が山々に響き渡り、体に直接振動が伝わってくるような大迫力を感じられるのだ。
信州は昔から花火師が多い土地で長野県の花火生産額は日本一。諏訪湖の花火は技術的な水準が高いと言われている。水上スターマインは、3尺玉などの大花火が諏訪湖の湖面に直径300mもの半円を作る珍しいもの。エンディングで披露される全長約2kmの大ナイアガラもまた素晴らしい。
帰りの「上諏訪駅」。入場規制が行われ、果たして甲府までの電車に乗れるのだろうか…と不安になったが、結局1本電車を見送っただけで、すぐに臨時列車に乗ることが出来た。色々な花火大会を見てきた私だが、諏訪湖花火の満足度は他のそれに比べると群を抜いている。来年は今年取れなかった諏訪のホテルを予約してゆっくりと楽しみたい。