講師をさせてもらっている「アミューズメントメディア総合学院」で今年も恒例の卒業公演が行われた。今年のテーマは「Blue rose~無限の可能性」。全クラスというわけにはいかなかったが、スケジュールの合間で出来る限り観劇させて頂いた。個々出来に差はあったものの、講師としては本当に感慨深いステージである。
「青いバラ」はかつて開発が不可能と言われていて、花言葉も「あり得ない」「不可能」などネガティブな捉え方をされていたのだが、多くの人達の研究と努力によって数年前に誕生した。そんな経緯もあって、花言葉にも「奇跡」「夢かなう」など前向きなものが加えられたのは言うまでもない。3月に卒業を迎える彼らも言ってみれば「青いバラ」の芽と言える。年が明けると、彼らは自分の進路を決めるタレント事務所の所属オーディションに挑む。