アミューズメントメディア総合学院声優学科23期生の卒業公演へ伺った。今年の演目は「夢、遥かなる世紀(とき)を越えて…」。20年来見て来た卒業公演の中で私が最も好きな演目である。
声優を目指す声優学校の学生たちが戦時中を題材にした作品のオーディションに挑んでいく姿を描いた物語で、現代と戦時中のシーンが入り混じり、見ている者の心を様々にかき乱していく。
奇しくも12月8日は太平洋戦争の開戦日。日本が真珠湾攻撃を仕掛けた日である。1年ぶりに奮闘する彼らを見て、頼もしさとともに平和であることのありがたみを感じさせてもらった。残る公演もしっかり!