2012年10月31日

『トーマス・マックナイト』

新居に飾る絵は「トーマス・マックナイト」に決めていた。ダイニング側には以前から所有していた小型サイズのものを2つ並べてみる。壁のスペースにちょうどよく納まってくれた。



リビング側の壁には同じくマックナイトの大きめの額縁を飾る。こちらは今回オークションで手に入れた「ミコノス・ビュー」という作品。ベランダから見える眼下の景色と少し似ているところがお気に入りのポイントだ。いよいよ明日は最終的な荷物移動の日となる。

2012年10月29日

ハロウィンは定着するか?

28日の日曜、川崎市で日本最大のハロウィンパレードが開催された。そう、10月31日は「ハロウィン」。皆さんは今年、何かハロウィンに関連したイベントを予定されているだろうか?

ハロウィンは元々ヨーロッパを起源とする民俗行事で、西ヨーロッパ古代の「死者を偲ぶ祭り」「収穫祭」、とりわけケルト人の行う自然崇拝の祭に由来するとされている。今日のハロウィンは19世紀後半以降、アメリカから大衆文化として各国に広まったもの。キリスト教に取り入れられたのは後々のことで、基本的にキリスト教の宗教行事が由来ではない。


ハロウィンは日本でいうお盆。日本のお盆は迎え火をして死者の魂に帰ってくるところを教えてあげるが、ハロウィンの場合、死者だけでなく魔物もこの世にやってくるので、魔物に魂をとられないように人間が魔物の格好をするのだ。

日本ではまだまだ根付いていない感のあるハロウィン、実は当のアメリカでもハロウィンの行事を行っているのは国民の50%に過ぎず、国民的行事にまで成熟している訳ではない。果たして日本ではどこまで浸透していくのか…。クリスマスやバレンタインの様にプレゼント商戦を見込めないイベントだけに、中々定着していかないのかもしれない。 

2012年10月27日

学園祭シーズン到来

10月も終盤にさしかかり、世は学園祭・文化祭真っ盛り。来週末がピークのようだが、今日は講師としてお世話になっている専門学校のイベントへ伺った。

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私が担当している授業は「演技」や「セリフ」ではなく、「トーク」や「ナレーション」が中心なので、こうした発表会は普段レッスンでは見られない彼らの姿を垣間見れる貴重な場所。全てを見てあげることは出来ないのだが、ステージ上でいきいきと輝く彼らを見て、私の方がワクワクさせてもらっている。残り1日、しっかりお客様を楽しませて欲しい。

2012年10月25日

「自己肯定感」を高めよ!

いま世の中に足りないもの。それはズバリ、「自己肯定感」と言えるかもしれない。他人とのコミュニケーション、他国との交渉事、全てにおいて日本人はどうもこの辺が欠如しているように思えてならないのだ。正解・不正解にかかわらず、外国人のアピール力たるや相当のものである。もちろん成功者の放つそうしたオーラもまた非常にインパクトが強い。

「自己肯定感」とは「自分は大切な存在だ」「自分は人に必要とされている」と思える心の状態のこと。幼少期の生活・教育環境によって大きく左右されると考えられており、教育上の重要な要素と位置づけられている。


「自己肯定感が高い人」は心の許容範囲が広く、少々のことではめげない。目的意識がしっかりとしていて、意欲的に人間関係を築くことができるタイプ。逆に「自己肯定感が低い人」は自信喪失気味で、何ごとにも委縮してしまいがち。目標を持てずにいる人が多く、ネガティブ志向なくせに虚勢を張って他人を攻撃したりする傾向も…。

どうだろうか。昨今の日本人はどちらかと言えば後者のタイプが多いような気がしてならないのだ。勘違い気味の奇妙なアピールや単なる自信過剰では困るが、やはり自分の評価をきちんとした上で、心地よい存在感を示していきたい。では、どうすれば「自己肯定感」を高められるのか。大雑把に申し上げると、2つの段階が重要とされている。


1つ目の段階はセルフイメージを変えること。自分のあら捜しはせず、たとえ少なかったとしても自分のいい面に気づき、それを徹底的に鍛えていく。そして、自分よりイメージのいい人のいい部分を積極的に取り入れていくこと。

一見「その人に負けている…」と思いがちだが、決してそうではない。あくまで「自分を高めるためのアプローチ」と考えればいいだけのことだ。羨む必要など全くない。信念、話し方、服装、考え方、態度、風貌、夢、希望、生活レベル。自分で勝手に低めで妥協してしまってはいないだろうか。思い上がりは困るが、是非とも低下してしまっているセルフイメージを再構築したい。

自分のいい面を探すことに慣れてきたら、2つ目の段階として他人の長所に目を向けることが必要となる。「自己肯定感」はコミュニケーションの原点とも言われていて、自己肯定感の高いか低いかが人間関係の鍵となるのだ。

自分を20%しか評価していない人は、相手を20%しか評価することができない。自分を80%評価している人は、相手を80%評価することができるということ。不幸なオーラの漂う人が他人のあら探しばかりしているようにも見えるのは、おそらくこのことに由来するのだろう。他人の長所に目を向けることこそ、自分を高める大きなアプローチになるのだ。


自分のことにせよ、他人のことにせよ、いい面を探している自分の方がいいに決まっている。そのこと自体が長所になるといっても過言ではない。たとえ相手が嫌いな人間であっても何か1つでもいい面を見つけられるようにはなりたいもの。相手がこちら側のそうした態度を感じれば、人間関係においても何かが変化してくるはずなのだ。

人間、ある程度は自分を思ったように変えていける。常に変えようとイメージしていると、理想のイメージそのままとはいかずとも少しずつは変化してくるし、時とともに理想自体がいい形に変化していく。理想は1つではない。修正しながら、のんびり変えていけばいいのだ。ただし、「絶対そうなる」「そうならなければいけない」といった思い込みは必要。一度には無理でも、ステップ・バイ・ステップで自分を高めていくことが必要なのである。

2012年10月23日

「スコップ」と「シャベル」

この3つ、皆さんは何と呼ぶだろうか。私は左の2つを「スコップ」、一番右を「シャベル」と解釈している。子供の頃から、そういうものだと思い込んできた。しかし、今日テレビを見ていたら、大阪など西日本の一部では、なぜか全く逆の呼び方をするそうだ。赤いのが「スコップ」ということになる。


近所の雑貨店で売られていたこの3つには、左から「スコップ」「シャベル」「移植ごて」という商品札が付けられていた。ちなみに、建設現場などでは「掘る」ために足をかける部分が付いた大型のものを「シャベル」、足をかける部分がなく、「すくう」だけに使う大型のものを「スコップ」と呼ぶのだとか。

そう言えば、新潟でアナウンサー生活を始めた時分、ニュース原稿に書いてあった「浜茶屋」がわからずに笑われたことがある。新潟では「海の家」のことを「浜茶屋」と呼ぶのだ。地域によって変わる物の呼称は本当に興味深い。

2012年10月21日

三崎口からバス10分

週末はリビングボードやソファなど新しく購入した家具が続々と到着。月曜日にダイニングテーブルが届けば、あとは前の部屋からの引越しを待つのみとなる。


普段の移動はほとんど車なのだが、確認のため、電車とバスを乗り継いで部屋へ向かってみた。品川駅から三崎口までは京浜急行の快特(快速特急)で65分。そこから「荒崎行」のバスに乗って約10分、「仮屋ヶ崎」バス停で下車する。

ちなみに、JR逗子駅からも近所までバスが出ているのだが、こちらは所要時間が45分もかかる上、運賃が550円と高いのであまり使えない。いずれにせよ、海辺暮らしに不便さはつき物なのである。

2012年10月19日

水屋箪笥と掛軸


先日ネットで注文した「ミニ竹小鉢」が到着。既に届いていた「水屋箪笥(みずやだんす)」の上に置いてみる。茶道を嗜む母からもらい受けた掛軸と合わさって、和室がより一層和室らしくなってきた。最終的な引越しは10月末だが、この週末は新しく買い足した家具類が続々と到着する予定だ。

2012年10月17日

祝!20000キロ達成


昨年6月に購入した愛車の「ミニクーパー・コンバーチブル」が総走行距離20000キロを達成した。2年で2万キロを標準とするなら、1年4か月での達成はかなりのハイペースということになる。最近の困りごとと言えば、幌の上で近所のネコが昼寝をするせいで、毛の掃除が大変なことくらい。車自体は何のトラブルもなく順調そのものだ。

2012年10月15日

少し遅めの金木犀


街のあちこちで金木犀の上品な香りが漂っている。例年なら9月下旬には香っていたと思うのだが、今年は残暑が厳しく時期が遅れているようだ。そういえば、彼岸の頃に一斉に咲く「彼岸花」も確か時期がずれていた。紅葉も少し遅れるのだろうか…。季節は本格的な秋を迎える。

2012年10月13日

騙されそうです?!

観葉植物を部屋に置きたいが、水やりや肥料など意外に手がかかってくる。そこでお薦めしたいのが「人工観葉植物」。いわゆる「フェイクグリーン」だ。


新しい部屋に飾ろうと色々と探し回ったが、本物に近いテイストの物が少なく、ようやくネットで見つけたのがこの二つ。リビングと和室にそれぞれ飾ろうと思っている。実物を見ずに買うのは心配だ…と思われる方も多いと思うが、少しの不安とそこそこの期待を胸に商品を待つのも通販の楽しみ。到着が待ち遠しい。

2012年10月11日

新・著作権法のポイント

改正著作権法の一部が10月1日に施行された。今回の改正では違法ダウンロード行為に対する罰則が加えられた他、DVDのリッピング(読み出し&複製)が規制の対象となった。ちなみに、テレビ番組など無償で放送されているのものをDVDに録画し、私的に楽しむ行為に関しては全く問題ない。


今回の違法ダウンロードの刑罰化は、YouTubeなどへ違法にアップロードされた本来有償の音楽・映像をダウンロードする行為に対して、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、あるいはその双方が科せられる。 また、購入・レンタルしたDVDソフトを空のDVDにコピーしたり、映像をスマートフォンやタブレット端末に取り込む行為も違法となる。ただし、この場合に罰則は適用されない。

さらに、「音声」に関してだが、これまでは全く問題のなかった購入・レンタルしたCDソフトの私的な範囲での複製、音楽プレイヤー等への取り込みは今回から違法行為となる。ただ、このケースも「罰則」の対象にはなっていない。


元々、違法にYouTubeなどへアップロードされた映像を我々が無料で楽しんでいること自体がまずいとは思うのだが、今回は閲覧を規制している訳ではなく、それらをダウンロードした場合にはたとえ私的な利用の範囲であっても「罰則」の対象になるということだ。

ちなみに、公式サイト等で無償で公開されている映像をダウンロードする行為は、「違法」ではあるものの「罰則」の対象にはならないということのようである。少々分かりにくいかもしれないが、しっかりと把握しておかなくてはならない。

2012年10月9日

GHQのあった場所

東京・有楽町にある「第一生命」の本社ビル。私が毎週通っているニッポン放送の向かいにそびえる歴史ある建物だ。実はこの建物、昭和20年9月に当時日本を統治していた「GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)」の本部として接収されたという歴史がある。

6階にあった社長室は「マッカーサー元帥」の執務室として使用され、今も机や椅子などが当時のまま保存されている。それ以外の部分はほぼ全てが改装されているが、建物の構造体・外観は当時のままだ。


ビル自体は1952年7月に「第一生命」へ返還。普段は非公開になっているのだが、今年7月、返還60年の節目に特別企画として公開された。公開は一週間のみで1日限定200人。恥ずかしながら公開の情報を知り得ていなかったので、次回公開の際には是非一度この目で見てみたいものだ。

昨今、隣国との間で再燃している領土問題。島国であるが故の「ことなかれ主義」のままでは何の進展も見られない。他国のことをとやかく言う前に、まずは我々1人1人が自国の近代史と事の経緯をしっかり学ぶべきではないだろうか。復元なった東京駅を見て頂くのもいいが、もっと知らなくてはならないことがこの建物には沢山詰まっている。

2012年10月7日

よりどりみどり(選り取り見取り)

新しい部屋はリビングが比較的広く、大型のソファを置くことが出来るので、ひとまずネットで検索。通販各社をはじめ、大手家具店やホームセンターなど本当に多くの店舗が商品を販売している。これらはそのホンの一部。




ちなみに、横幅2メートル級のこれらの3人掛けソファはいずれも3万円程度。この内の一つを実際に店舗で見てみたが、とてもその値段とは思えないほど質感がいい。「よりどりみどり(選り取り見取り)」なのはありがたいが、あまりに商品が多いと意外に決められないものである。内装工事は既に終わっているので、今週のハウスクリーニングが終わればいつでも入居可能だ。

2012年10月5日

私の講師日報

 
レッスン終了後に記入する講師日報。「〇」「△」といった評価とともに、一人一人に対してのコメントを細かく書き込み、学生たちにもこのまま見てもらっている。講師をはじめて15年。最近ようやく彼らに何かを伝えられている…という実感を持てるようになってきた。何事も年季を重ねるとそれなりに形になるものである。

2012年10月3日

壁掛けレターケース


個人事務所のデスク前の壁が殺風景だったので、壁掛けタイプのレターケースを吊るしてみた。封筒やハガキが一目でわかるだけでなく、すぐに取り出せるという点でも使いやすい。合わせて、以前買ってあったフォトフレームにちょっとした風景写真を入れて飾ってみる。何となく仕事がはかどりそうな気がするのは気のせいだろうか。笑

2012年10月1日

台風一過の月曜日


毎週日曜日はニッポン放送の宿直日。昨夜は台風17号関連の放送が30分に一回のペースで設定されていたが、電車の運転見合わせなどは多かったものの、関東地方では大きな被害もなく午前2時に放送終了、台風一過の朝を迎えた。今日から10月。帰宅途中のバスの中、空の青さに東京タワーの赤がきれいに映える。