2013年8月30日

ツクツクボウシ

夏の終わりに鳴く小型のセミ「ツクツクボウシ」。鳴き声は「ジー…、ツクツクツク…ボーシ!ツクツクボーシ!」と始まり、その後「ツクツクボーシ!」を十数回繰り返し、終盤に「ウイヨース」を数回、一番最後に「ジー…」と鳴き終わる。


最初の「ボーシ!」の部分が聞き取りやすいためか、図鑑によって「オーシン、ツクツク…」などと紹介されることもある。また、伊豆諸島の八丈島では、セミはツクツクボウシの一種類しか生息しておらず、ひと夏中ツクツクボウシだけが鳴いているのだとか。八丈島の子供達はアブラゼミもミンミンゼミも知らないということだ。何とも興味深い事実である。