2013年10月31日

富士河口湖町、午前6時。


今週は河口湖の研修センターに滞在している。写真は今ほどベランダから撮影した富士山。頂に朝日が当たって何とも美しい。河口湖湖畔では明日から毎年恒例の「紅葉まつり」がスタート。富士五湖地方もいよいよ秋本番だ。

2013年10月29日

領収証を集めよう!

来春卒業を迎える教え子たちに「確定申告」の話をさせてもらっている。タレント業は基本的にサラリーマンではなく個人事業主となるので、所得の申告は自分でやらなければならない。


そこで最も重要なのが「領収書」。税務署に必要経費を認めさせるためにもしっかり管理しておきたい。授業では概要だけの説明となるので、申告をする時が来たらもう少し詳しく伝授しようではないか。多少時間がかかるので、タダで…という訳にはいかないが、ファミレスのランチくらいご馳走して下されば充分だ。ドリンクバーはお忘れなく!(笑)

2013年10月27日

1勝1敗で東京ドームへ

プロ野球の日本シリーズは今夜、仙台市のクリネックススタジアム宮城で第2戦が行われ、楽天が2-1で巨人に勝利。対戦成績を1勝1敗の五分として舞台を東京に移すこととなった。ホームランを打たれて相当悔しそうな表情を浮かべていた田中投手を見るにつけ、その気迫の凄まじさを感じずにはいられない。


熱烈な巨人ファンでもない限り、楽天に初の日本一を達成させてやりたいと思っていらっしゃる方が多いかもしれない。3連勝してドームで優勝を決めるのも見てみたいが、東北に住むファンの皆さんには再び宮城の地に戻って優勝を決めて欲しいという思惑も…。日本シリーズ第3戦は29日(火)夜、東京ドームで行われる。

ちなみに、私個人のことを申し上げておくが、プロ野球に関しては特にひいきのチームというのはない。加えて、「アンチ巨人」という訳ではないこともお伝えしておきたい。一応、念のため(笑)

2013年10月25日

AMG学院祭~2013


講師をしている「アミューズメントメディア総合学院」の学院祭に伺った。朗読劇やアフレコライブなど、トークを中心とした私の担当授業では普段見ることの出来ない雄姿に出会えるという点で、個人的に楽しみにしている行事の一つである。台風の影響も心配されたが、この週末も予定通り開催されるとのこと。各自、観客を存分に楽しませて欲しい!

2013年10月23日

「中越地震」から9年

9年前の今日、新潟を最大震度7の揺れが襲った。そう、あの「新潟県中越地震」である。この地震では68人の尊い命が奪われた。被害のあった中越地方では今日、各地で追悼式典が行われ、多くの人達が犠牲者への冥福を祈った。


被災地では山間地が抱える人口減、高齢化に歯止めがかからず、自立に向けた地域間格差も表面化しているという。伊豆大島での被害が記憶に新しいところだが、我々はこうした災害を決して他人事とは捉えず、自らの身に起きた時のことを常に考えておかねばならない。先人の教訓を生かすこともまた、犠牲者の弔いに値するのではないだろうか。

2013年10月21日

100円のスクイージー


意外と面倒な窓掃除、皆さんはどうしていらっしゃるだろうか?私はガラス面に窓用のスプレーを吹きかけ、スクイージーを上から下に滑らせる作業を繰り返して汚れを取っている。この方法だと乾拭きの必要がなく、短時間でキレイに仕上がるのだ。最近は100円ショップで軽くて使いやすい商品が出ているので、一度試してみてはいかがだろう。

2013年10月19日

「ごちそうさん」が絶好調

女優の杏さん(27)がヒロインを務めるNHKの朝ドラ『ごちそうさん』が初回から22.0%と好発進。当初は『あまちゃん』の余韻で視聴習慣がついていたから…などという見方も強かったのだが、その後も安定した数字を叩き出し、16日には27.3%を記録。「あまちゃん」の最高視聴率(27.0%)を抜き去って、過去10年の朝ドラで最高記録を達成した。


杏さんはじめ、キャストの存在感もわかりやすく、崩しすぎず、真面目すぎず、ちょうどいい仕上がり。明治、大正、昭和と移り変わる時代背景が一層ドラマの世界観を固めてくれている。実は私もいわゆる「あまロス」にかかっていた一人だったのだが、その余韻もそこそこに最近は「ごちそうさん」の世界にどっぷり引き込まれている。

東京の洋食屋生まれの「め以子」が成長し、ハイカラな洋食が好まれない大阪の旧家に嫁いで繰り広げるドタバタ劇。一人の女性の成長をしっかり描いていくという朝ドラの王道的作りで、「あまちゃん」とはまた違った魅力が漂っている。「あまちゃん」ほどの派手さはないが、ドラマとしての安定感は抜群だ。お勧めしたい。

2013年10月17日

飼えないんです…。


近所のスーパーで子猫の里親探しの貼り紙を見つけた。住所を見ると、私がよく利用するコンビニ近くの農家で生まれた子猫らしい。好奇心でその農家の近くまで足を運んでみると、そこにはまだ足取りもおぼつかない子猫達が5匹も…。マンション住まいなので無論飼うことは不可能なのだが、それにしてもかわい過ぎるニャンコたちである。

2013年10月15日

待ちに待った収集日

待ちに待った(?)粗大ゴミの収集日がやって来る。個人事務所がある渋谷区で粗大ごみを処分する場合、事前に電話やインターネットで収集日を予約し、コンビニなどで購入した区の指定シールを貼って回収してもらうという流れだ。


ただ、即時回収してもらえる訳ではなく、大体1か月先まで予約で埋まっている状態。すぐに処分できないのは困るのだが、処分費の高い不用品回収業者に比べて安価で済むのはありがたい。事務所を移転したのは9月上旬。事務所内に積んであった粗大ゴミがようやく姿を消す。

2013年10月13日

反日教育に終止符?!

韓国「教学社」が出版した高校の新しい歴史教科書が検定で合格したことがこの秋大きな話題となっている。これまでの韓国の歴史教科書は、それこそ歪曲の域を超えた「反日、反日、反日」であったわけだが、この教科書では日本による統治を「肯定」する表現が盛り込まれているというのだ。

朝鮮総督府(ちょうせんそうとくふ)
採用する学校がどれほどの数になるかはわからないが、そうした論調の教科書が検定を通ったことは、韓国社会にとっては歴史を覆すような大事件なのである。韓国メディアによると、教学社の教科書は日本による統治に関し、「新しい都市が植民地的要求により交通・流通の中心地に成長した」「工業化が急進展し、近代教育を受けた『新女性』が登場した」などの記述が多く見られるという。

京城帝国大学(けいじょうていこくだいがく)
これは数年前から唱えられ始めた、日本による統治が韓国の近代化を促進したと考える「植民地近代化論」に基づくもので、日本統治時代は全て「悪」であるとの認識で固まっている韓国社会では、こうした内容が教科書に掲載されることはなく、そのような考えを持っているだけで「売国奴」のレッテルを貼られてしまうことさえあるのだ。

京城三越(けいじょうみつこし) ※左側の建物
政治的な側面が入ってくると、日本に対してだけ異常なほどの嫌悪感・憎悪感をあらわにしてきた韓国。国を二分するであろう今回の出来事は本当の意味で韓国が近代化を遂げられるかどうかの最大のハードルと言えるかも知れない。色々な意見はおありだろうが、こうした教科書の登場は今後の日韓関係にも少なからずいい影響を及ぼすであろう。


<朝鮮総督府>
1910年(明治43年)に日本領となった朝鮮を統治するために設置された官庁。庁舎は京畿道京城府(現ソウル特別市)の景福宮敷地内に設置された。戦後、建物は国立中央博物館として使用されていたが、1995年に解体。

<京城帝国大学>
1924年(大正13年)に日本6番目の帝国大学として、京畿道京城府(現ソウル特別市)に設立された朝鮮唯一の旧制大学。大学の略称は城大(じょうだい)。 1946年に京城大学に改称し、その後は現在のソウル大学となる。

<京城三越>
1930年、三越百貨店の京城店として開業したデパート。戦後は韓国人が経営者となり東和(トンファ)百貨店と改称。1963年にはサムスングループの傘下となり、店名は公募によって「新世界(シンセゲ)百貨店」と改められた。


※使用している画像について
画像は3点ともフリー百科事典「ウィキペディア」に掲載されている『日本統治時代の朝鮮』『京城府』のページより引用致しました。いずれも著作権の保護期間が終了しており、出典を明示した上での使用は差し支えないとのことです。

2013年10月11日

「しおさい」「アトム君」

自宅から車で10分ほどのところにある「安田養鶏場」。ここの卵は普通の卵より黄身の色が濃く、味もかなりしっかりしていて、地元の人だけでなく、菓子店や料理店など卵を多く使う業者にも人気のスポットだ。「しおさい」「アトム君」など常時数種類の卵が所狭しと並べられている。


卵と言えば「価格の優等生」とも呼ばれ、スーパーなどでは10個入りが200円以内で手に入る手ごろな食品なのだが、安田養鶏場の卵は一袋400円程度(サイズにより、12~15個入り)。確かに少し高いような気もするが、普通の卵では満足できないという人達の需要にピッタリと合って中々の繁盛ぶりだ。

2013年10月9日

サックサク&ジューシー

今日の昼ごはんは「和幸」のランチメニュー。選んだのは、一口とんかつとエビフライなどが盛りつけられた珠玉の一皿。特製ソースをたっぷりかけて頂く揚げ物はこの上ない贅沢だ。


「とんかつ」は1899年(明治32年)に東京市京橋区銀座の洋食店「煉瓦亭」がメニューに採り入れた「豚肉のカツレツ」(のちに「ポークカツレツ」と改称)が始まりとされる。牛肉のかわりに豚肉を使い、ソテーするのではなく、天ぷらのように大量の油で揚げ、温野菜のかわりに生キャベツの千切りを添えて提供した。そう、「とんかつ」は紛れもなく日本で生まれた和食なのである。

「和幸」は我々の世代にとって、ご飯、みそ汁、キャベツおかわり自由の元祖的存在のチェーン店。ランチなら千円以内で様々なカツが楽しめる。キャベツにかける「ゆずドレッシング」もお薦めしたい。

2013年10月7日

秋からの新教材

講師をしている声優の養成所では、10月いっぱいで前期分のレッスンが終了。先日行われた査定で、一部の研究生がランクアップし、下のクラスから上がってくる者もいるため、11月から多少メンバーが入れ替わることになる。


今ちょうど、後期レッスンのカリキュラムを思案しているところだ。もちろん、使用する課題やBGMも見直しの対象となる。私の担当は「ナレーション」。教材の一つ一つ、話す内容の一言一言に至るまで、細かいこだわりをもってこそ授業の価値は高まるというもの。授業開始は11月中旬。さあ、気を引き締めていこうではないか!

2013年10月5日

金木犀(きんもくせい)

この時期、街のあちこちから「金木犀(きんもくせい)」の甘い香りが漂ってくる。ひと昔前まで「金木犀」と言えば、トイレ用芳香剤の定番といった印象も強かったが、最近はその固定観念も少し薄れてきているようだ。


かつて汲み取り便所が全盛の時代、その近くにニオイ対策として植えられたのが、その後芳香剤の香りとして定着するきっかけだったという説も…。ある年代以上の人達には「金木犀の香り=トイレの芳香剤」というイメージをお持ちの方も多いようだが、秋の季語にもなっている植物だ。しっかり愛でてあげたいものである。

2013年10月3日

「新潟」を思い出す曲

ラジオで懐かしい曲を耳にした。1994年に放送されたフジテレビ系のドラマ「夏子の酒」の主題歌、熊谷幸子さんが歌う「風と雲と私」である。 私は当時、新潟でアナウンサーをしていたのだが、このドラマの舞台が新潟だったことと、自分のラジオ番組に熊谷さんをゲストとして迎えていたことが印象にあり、とても思い出深い楽曲なのだ。


この「夏子の酒」は新潟県和島村(現・長岡市)を舞台にした尾瀬あきらさんの漫画が原作で、主演は和久井映見さん。のちに夫となる萩原聖人さんとはこの番組で親密になったとも…。 酒蔵が舞台となっているため、撮影にたっぷり1年をかけたというフジテレビの意欲作。熊谷さんの透明感溢れる歌声がドラマの世界観を確実に広げている。爆発的ヒットとまではいかなかったが、心がほっこりする隠れた名ドラマだ。


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2013年10月1日

映画版「少年H」

今日は「映画の日」。もうすぐ上映も終盤ということで「少年H」を見て来た。「少年H(しょうねんエッチ)」は妹尾河童さんの自伝的小説で、1997年(平成9年)に講談社より上下巻が刊行。1997年にNHK「週刊こどもニュース」でアニメ化。1999年と2001年にフジテレビでスペシャルドラマ化もされている。


監督は「ホタル」「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督。戦争に翻弄されながらも、勇気や信念を貫いて生きた家族の激動の20年間を描き、実生活でも夫婦の水谷 豊さんと伊藤 蘭さんが夫婦役で映画初共演を果たしている。

昭和初期の神戸。名前のイニシャルから「H(エッチ)」と呼ばれる少年・肇(妹尾河童)は好奇心と正義感が強く、厳しい軍事統制下でもおかしなことには疑問を呈していく。Hはリベラルな父と博愛精神に溢れる母に見守られ成長し、やがて戦争が終わり15歳になると独り立ちを決意する。前向きな家族像が存分に描かれた秀作だ。