2015年2月28日

前向きな遺伝子

あるスポーツ選手がテレビの視聴者に向けて「常に前向きなことだけを口にせよ」とアドバイス。私はこの発言を大いに支持したい。『生命の暗号』の著者である村上和雄さんは、前向きな意識を持つことについて次のように書いている。


『人間はいつも前向きで元気はつらつとしていると、全てが順調にいくようになります。そういう時の心の状態は、良い遺伝子をONにして、悪い遺伝子をOFFにする働きがある…』

人間の成長に才能や努力は必要な要素であるが、そうした要素もネガティブな姿勢の中では全く力を発揮しない。いついかなる時も前向きなことだけを「思考」「発言」していくことで成功はグッと近づいてくる。充足した人生は前向きな姿勢の先にしかないと考えた方がいいだろう。「つらい」「つまらない」ことに、何かしらの楽しみを見つけられる人は強い。

2015年2月26日

納税の春、来たる。


個人事業主、自営業者にとっての一大イベント「確定申告」の受付が始まっている。例年は2月中旬の受付開始と同時に提出しているのだが、今年はまだまとめていない。来週は連休が取れそうなので、そこで申告書を作成するつもりだ。締め切りは所得税が3月16日(月)、消費税は31日(火)となっている。

2015年2月24日

おいしい三浦大根

「三浦大根」とはかつて三浦半島一体で作られていたブランド大根だが、手ごろなサイズの「青首大根」が主流となり、一時は作付面積が全体の1%にまで落ち込んでしまった大根だ。


ここ数年、味のしっかりした大根として人気を集め、わざわざ遠くから買い求めに来る人も増えているのだとか。そろそろ出荷も終盤へ。ご覧のように形はスマートではないが、煮込み料理に最適な三浦大根をぜひ一度ご賞味頂きたい。

2015年2月22日

2.22は何の日?

2月22日は数字の語呂合わせ(ニャン、ニャン、ニャン)から『猫の日』とされている。猫好きの文化人・学者などで構成された「猫の日実行委員会」が一般社団法人「ペットフード協会」と協力し、1987年に制定した。猫は干支に入れてもらえなかったかわいそう(?)な動物。記念日くらい設けてやってもいいのかもしれない。


そして、忘れてはならないのが島根県が独自に制定している『竹島の日』。公式サイトでは詳細に「竹島」を取り上げ、断固たる主張を貫いている。国際的な見地から見て、誰がどう考えても「竹島」は日本固有の領土であり、韓国が戦後不法占拠し続けているのは明らか。日本人として、そこは絶対に譲るわけにはいかない。

とは言え、何も出来ずに事態を見過ごしてきた歴代政権のだらしなさに糾弾の矛先が向かっていることも承知の事実。「北方領土」と「尖閣諸島」の問題を含め、日本政府には今こそ毅然とした態度を取ってもらいたいと切に願うばかりだ。映像は2013年秋に公開された、外務省が初めて制作した竹島の広報ムービーである。


ちなみに、次にご覧頂く動画は韓国の外交部(外務省)が制作した広報ムービーの日本語版。韓国人は幼少の頃から「独島(ドクト)教育」を徹底的に受けて育つため、この小さな島が民族意識の象徴になってしまうほど思い入れが強い。無論、この主張は客観的歴史研究において愚説と言わざるを得ず、どこか恨み節(感情論)が先立っている印象だ。



ただ、この問題で最もとがめられるべきは「無関心」でいることなのだと私は考えている。そもそものPR不足や根本的な教育に問題があると言ってしまえばそれまでなのだが、それならそれで自力で知識を得た上で考えを持てばいいのだ。無知である自分を放置していること(=無関心)こそ、最も恥ずべき行為。思想の左右など問うている場合ではない。

2015年2月20日

長井の天然ワカメ


三浦半島で天然ワカメの収穫が先日解禁となった。私の住む「横須賀市長井」でも地元漁師の皆さんが揃って作業に入っている。水揚げされたワカメはその日の内に茹でて塩蔵ワカメに加工したり、乾かして保存品として販売するのだ。言うまでもなく、この時期は採れたての天然ワカメを刺身醤油で食したい。コリコリとした歯ごたえが最高である。

2015年2月18日

湯足里(ゆったり)


横須賀市南部にある「くりはま花の国」の園内に無料の足湯がある。その名も「湯足里(ゆったり)」。園内で収穫されたハーブを季節ごとにブレンドした足湯を楽しむことができるのだ。少し熱めではあるが、寒い今の時期にはありがたい。入園は無料(一部施設は有料)だが、駐車場が一回620円かかる。園内のレストランなどを利用すれば半額だ。

2015年2月16日

観光地ではないけれど...


車で三浦へ帰る途中に夕日を撮影しようと思ったのだが、自宅に着く頃には沈んでしまいそうだったので、手前の逗子インターで降り、葉山港へ向かう。人気の観光スポットだけに、人物が写らないよう撮影するのは至難の業だ。ここから自宅前の海までは車で20分ほど。負け惜しみ(?)かもしれないが、個人的には人のいない海の方が好きである。

2015年2月14日

Valentine's Day

今日はバレンタインデー。「バレンタイン」とは3世紀にローマで殉教したキリスト教徒の英語名で、後に聖人として認定されたことで、亡くなった2月14日を祝うようになったのだとか。


現在はカトリック教会の正式な祭日ではないそうだが、世界の各地で男女が愛を誓う日に意味を変えて定着している。日本では女性から男性へチョコレートを渡すのが通例であったが、最近は男女問わず大切な人にプレゼントするという形に変わってきた。ちなみに、私の好きなチョコレートは「明治」の板チョコである(笑)。

2015年2月12日

記念切手のススメ


先日手に入れた「ピーターラビット」の記念切手。収集家でもない限り、記念切手の種類やプレミアム度は把握していないだろうが、受け取る側のことを考えれば、記念切手の方がいいに決まっている。何より普通切手と同額で購入できるという点がおススメだ。郵便局の規模で扱う種類も変わってくるので、まめに局巡りをしておいた方がいいだろう。

2015年2月10日

紀元節(きげんせつ)

前回の記事と同様、日本人が正しく知っておかなくてはならないのが明日2月11日の「建国記念の日」。神話を記した日本書紀に登場する初代天皇「神武天皇」が即位した日を建国日と定めたものである。戦前は「紀元節(きげんせつ)」として祝っていたが、戦後GHQが行った国家神道の解体政策「神道指令」によって祝日から削除された。


戦後、反対派も多く存在する中で紀元節を復活させようという動きが年々高まりを見せ、昭和42年(1967年)に復活。呼称は戦前の「紀元節」ではなく、「建国記念の日」となって再び祝日の仲間入りを果たした。

西暦に置き換えると、神武天皇が即位したのは紀元前660年。実在しなかったであろう初代天皇の即位日を建国の日とすることには違和感を拭えないが、私たちの生活・文化・思想の根底に神話が厳然と横たわっていることを考えれば、それはそれとしてありなのかもしれない。いずれにせよ、由来についてはしっかりと学んでおくべきである。

2015年2月8日

北方領土の日

2月7日は「北方領土の日」。安政元年(1855年)、日露両国が初めて平和裏に両国の国境を「択捉(えとろふ)島」と「ウルップ島」との間に定めた「日魯(にちろ)通好条約」が結ばれた日にちなんで定められたものだ。

「北方領土」とは北海道の東に位置する択捉島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島の四つの島を指す。第二次世界大戦の終戦直後にソ連(現ロシア)の軍隊が法的根拠なく侵攻し、以来70年に渡って不法占拠を続けている。日本人の常識として、全国民が共有すべき疑いようのない歴史的事実である。


ロシアの統計によると、北方領土エリアの人口は2009年現在16,396人。これだけの人達の故郷を奪ってしまうのだと考えると、容易に解決できる問題でないのはわかるが、終戦当時に北方四島で暮らしていた日本人は1万7千人程度。涙を呑んで故郷を捨てざるを得なかった日本人の思いも忘れてはならない。

不法占拠を続けるロシアに対しては日本人の一人として強い憤りを覚えるが、領土問題における日本政府の怠慢が、相手国の不逞を助長させたことも事実。戦後70年を機に、何かしらの道筋を付けてもらいたいものだ。

2015年2月6日

非日常的な感性


東京にこの冬2回目の雪が舞った。降り始めの道路はまだあまり踏み荒らされていないので、足跡がしっかり残されている。都会に降る雪は厄介者扱いされることも多く、決して美しいとは言えないかもしれないが、普段感じることのない「非日常的な感性」を刺激してくれるという点で価値あるもの。たまの雪もいいものだ。

2015年2月4日

いい箱(1185)作ろう

子供たちの教科書で、鎌倉幕府の成立が1185年と教えられているのをご存知だろうか。我々が「いい国作ろう」で暗記した1192年は源 頼朝が征夷大将軍に任ぜられた年とされ、語呂合わせも「いい箱作ろう」に変わっているのだ。


高校教科書を見てみれば、アメリカのルーズベルト大統領に「ローズベルト」、キリスト教を日本に伝えたフランシスコ・ザビエルに「シャビエル」、初の世界一周を成し遂げたマゼランに「マガリャンイス」という読みが併記されている。

そう言えば、東南アジアの国「ミャンマー(首都:ヤンゴン)」のことを、我々が子供の頃は「ビルマ(首都:ラングーン)」と教わったのを思い出した。真実を突き詰めればキリがないが、知識をバージョンアップする姿勢は常に持っていたい。

2015年2月2日

世界の三大宗教

日本人殺害の報道に触れたことで、改めて世界の宗教について確認してみようと思い、ある本を引っ張り出してきた。河出書房新社の「常識として知っておきたい世界の三大宗教」。ちなみに、『三大宗教』とは「キリスト教」「イスラム教」「仏教」の3つを指す。


信者の数をウィキペディアで調べてみると、キリスト教が20億人、イスラム教が13億人、ヒンドゥー教が9億人、仏教が3億6千万人程度。数では仏教徒よりもヒンドゥ―教徒の方がずっと多いのだが、信者がインドの周辺に限られていて、民族を越えた世界的な広がりを見せていないという理由から三大宗教には入らないのだとか。

それぞれの特徴、背景、歴史を知ることは世界の現状を知る上で欠かせないこと。この本は文庫本ながらとても詳しく、かつ分かりやすくまとめてくれている。今こそ学んでおくべきだろう。

※ちなみに、日本の三大宗教は「神道」「儒教」「日本仏教」の3つ(諸説あり)