2013年12月30日

じぇじぇじぇな10時間

「じぇじぇじぇ」という流行語を生みだしたNHKの連ドラ『あまちゃん』の総集編が今日放送された。しかも朝8時~午後6時まで約10時間のダイジェスト(ニュースなどでの中断あり)である。26週分(全156話)をそれぞれ20分ずつに編集したものを連続して放送。ヒロインの能年玲奈さんからのメッセージや今回初出しのお宝映像、番組から生まれた数々のヒット曲も未公開映像満載で紹介され、まさにあまちゃんづくしの一日となった。


放送当時、連ドラ放送枠直後の『あさイチ』(月~金)の冒頭でMCの「V6井ノ原さん」と「有働アナ」が『あまちゃん』を見ての感想を語る、いわゆる”あま受け”がお決まりとなっていたのだが、土曜には『あさイチ』の放送がなかったことから、今回、MCの2人が実現できなかった”最終話のあま受け”を披露するという形でダイジェストを締めくくった。

視聴率だけを見れば、今期の「ごちそうさん」の方が支持されているようだが、ブームという点ではやはり「あまちゃん」に軍配が上がる。結局、録画もせずに10時間のダイジェストをぶっ続けで見てしまった私である。(笑)

2013年12月28日

エメラルドブルーの朝

昨日の雨模様から一転、快晴に恵まれた今日の関東地方。私の住んでいる三浦半島にも暖かい日差しが降り注いだ。自宅前の小田和湾(横須賀市長井)にも太陽光が差し込み、ご覧のように海がエメラルドブルーに輝いている。



海を見渡すと、正面に広がる伊豆半島の奥に富士山がくっきりと顔をのぞかせていた。写真では分かりづらいかもしれないが、三浦半島側からこれだけ鮮明に富士山の稜線が臨めるのは珍しいこと。気温はかなり低いものの、麗らかな日差しが本当に心地よい。

2013年12月26日

靖国神社参拝で…

今朝、安倍総理が自ら公約としていた靖国神社への参拝を実行した。その賛否については国を二分するほどの議論がなされているので、私個人の意見をここで披露するのではなく、客観的事実(◇)と提言(◆)を申し述べておきたい。


◇戦争は理由の如何にかかわらず民衆にとっては「悪」であり、正当化は出来ない。
◇靖国神社(本殿・別殿)には日本の為に戦った諸外国の英霊も多く祭られている。
◇中国・韓国は総理の靖国参拝に関係なく、常に日本への批判を展開し続ける。
◇事の善悪は別として、総理の参拝が世界に少なからず動揺を与えたことは事実。

◆歴史学者・ネット・マスコミに扇動され、単純な肯定派、否定派に偏ってはならない。
◆靖国の存在意義を含め、我々は明治以降の「近・現代史」をもっと深く学ぶべき。

2013年12月24日

Merry Christmas!


今夜はクリスマスイブ。恵比寿ガーデンプレイスのツリーが今年も華やかにイブを演出してくれている。午後11時現在、私は事務所で年賀状の作成に勤しんでいる。皆さんはどのように過ごしていらっしゃるだろうか。仕事関連の忘年会は全て終了。日曜のラジオ局泊りの仕事を除けば、明日でほぼ仕事納めとなる。2013年も残すところあと一週間だ。

2013年12月22日

裏返さなくてOK!

電子レンジで焼き魚が調理できるお皿。あの「ニトリ」からも『魔法の皿』という商品が売られている。これまでの商品の多くは片面を焼いたら、裏返して更にもう片面を焼かなければならなかったのだが、この商品には蓋が付いているので、一回の過熱で魚を両面ともキレイに焼いてくれるのだ。


サイズは4種類。私が買ったこの大判型であれば、小さめのアジの干物や鮭の切り身であれば、余裕で2枚は焼ける。レンジ内に残ったニオイが気になる場合は、緑茶の葉っぱや緑茶自体を電子レンジでチンすれば、一気に消臭される。魚だけでなく、肉料理などにも応用がきく『魔法の皿』、これはかなり便利なキッチングッズだ。

2013年12月20日

主語と述語

ナレーションの授業中、「この文章の主語と述語は?」と質問することがあるのだが、正確に答えられる学生が少ない。はじめは「あまりに簡単すぎて、逆に手を挙げにくいのだろう…」と思っていたのだが、私の考えは甘かった。どうやら、小学校3年生で教わる主語と述語を正確に理解しないまま大人になっている者が増えているようなのだ。


小学5、6年生ではすでに英語が必修化され、さらなる低年齢化も検討されているそうだが、果たしてこのままでいいのだろうか。もっと日本語の教育を充実させ、「読解力」「発言力」「会話力」を高めるべきではないのか。日本語の乱れが叫ばれ始めて久しいが、これは乱れどころではなく、まさに日本語の”危機”と言えよう。

小学生向けと思われる「主語・述語の見つけ方」というサイトが公開されていたので、皆さんもチャレンジして頂きたい。100点を取れなかった方は読解力が欠如しているのだと恥ずべきだろう。お子さんと一緒に試す場合は、名誉のため、一度一人で100点をお取りになってから、お子さんを呼んだほうがいいかもしれない・・・。

2013年12月18日

ローソン『安納芋もなか』

ローソン限定のアイス『安納芋もなか』をお薦めしたい。安納芋は鹿児島県の種子島を代表するさつまいもで、高水分・高糖度が特徴。焼くとまるでクリームのようにネットリとした食感になり、時間をかけて上手に焼くとなんと糖度が40度前後にもなるという甘みの強い芋。焼き芋にしただけでスイートポテトのようなおいしさが楽しめる。


このアイスは「あいすまんじゅう」で有名な福岡の丸永製菓というメーカーが製造しており、値段は158円。成分表には「安納芋100%」の表示がある。焼き芋の形をした細長いモナカの中に、甘さ控えめのいもアイスと安納芋のソースがたっぷり。このソースがかなり濃厚で、より強い香りと極上の甘みを実現している。

「ほっこりなめらか」という枕詞もつけられた『安納芋もなか』は、「さっくりモナカ+いもアイス+安納芋の濃厚ソース」という三重奏が見事にマッチした激ウマもなかである。一度お試しを。

2013年12月16日

卒業公演「Start Line」



講師としてお世話になっている専門学校の卒業公演へ伺った。「トーク」や「ナレーション」のレッスンで彼らと接してきた私としては、普段見ることのない「役者」の顔が見られたという点で充分に楽しませてもらえたように思う。彼らは年が明けると、それぞれの所属先を決めるプロダクションオーディションに挑む。年末年始はしっかり休んでもらいたい。

2013年12月14日

ふたご座流星群

冬の風物詩「ふたご座流星群」がピークを迎えている。14日午前4時ごろ、三浦半島の自宅近くに広がる畑のど真ん中で空を見上げたところ、3分間で10個もの星が流れてくれた。携帯のカメラではさすがに写真におさめることは出来なかったが、連続して星が流れる様は本当に幻想的だ。


ふたご座流星群は出現に特定の方角はなく、夜空全体を広く、じっくりと眺めると観測できる。街灯などの人工の光があると星が見えにくくなるので、なるべく民家の少ないところを選んで鑑賞したい。今日の夜(14日夜~15日明け方)が最も見やすいとのこと。今夜はこの冬一番の寒さとなる所が多いようだ。風邪を引かぬよう充分ご注意を。

2013年12月12日

今年の漢字は『輪』

年末恒例となった「今年の漢字」が今日、京都・清水寺で発表され、今年は「輪(リン・わ)」が選ばれた。日本漢字能力検定協会が12月12日を「漢字の日」と定めた95年から毎年発表しているもので、全国400か所に設置された応募箱へ集まった約20万票の中から決定。「輪」は9,518票で1位。2位は「楽」、3位は「倍」という結果だった。


応募者が「輪」を選んだ理由としては、2020年の東京五「輪」決定、関係自治体が「輪」になって決定に至った富士山の世界遺産登録、サッカーW杯出場や東北楽天日本一の“チームワーク”の「輪」、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンへの支援の「輪」などが挙げられていたという。あくまで個人的な見解だが、和食の世界遺産登録の発表がもう少し早ければ、「和」もふさわしかったような気がする。

清水寺の森清範貫主が揮毫(きごう)した「輪」の書は清水寺に奉納され、明日から大晦日までの間一般公開される。参考までに、過去の「今年の漢字」にはどのような漢字が選ばれているのか、簡単に振り返っておこう。


◎過去の「今年の漢字」(漢検ホームページより)
1995年「震」(阪神・淡路大震災やオウム事件などに“震えた”年)
1996年「食」(O-157事件や税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発)
1997年「倒」(山一證券などの大型倒産、強豪倒してサッカーW杯初出場)
1998年「毒」(和歌山カレー毒物混入事件や環境ホルモンなど“毒”が問題に)
1999年「末」(世紀末、「世も末」な事件の多発)
2000年「金」(シドニー五輪の金メダル、朝鮮半島の“金・金”首脳会談など)
2001年「戦」(米国同時多発テロの発生、世界的な不況との“戦い”)
2002年「帰」(北朝鮮から拉致被害者が帰国、リバイバルブームなど)
2003年「虎」(阪神優勝や「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など)
2004年「災」(台風や新潟中越地震、記録的な猛暑、凄惨な殺害事件の発生)
2005年「愛」(紀宮様ご成婚、愛・地球博の開催、各界のアイちゃん活躍)
2006年「命」(悠仁様のご誕生、いじめ自殺や飲酒事故など命の重み痛感)
2007年「偽」(食品偽装や政界・スポーツ選手まで“偽”が発覚)
2008年「変」(世界経済大変動、日米政治変化、生活環境の変化、気候変動など)
2009年「新」(新内閣発足、イチロー新記録、裁判員などの新制度、新型インフル)
2010年「暑」(全国平均気温が観測史上最高、チリ鉱山事故で暑い地中から生還)
2011年「絆」(東日本大震災での人と人の絆、なでしこジャパンのチームの絆)
2012年「金」(『金』環日食、数々の『金』字塔、政治と『金(かね)』の問題)

2013年12月10日

塩顔男子はいかが?

今さらなのかもしれないが、昨今のモテ男のトレンドは「塩顔男子」なのだとか。これまで言われてきた、薄い顔立ちの「しょうゆ顔」や濃い顔立ちの「ソース顔」のどちらにも分類されない、あっさり顔の男性のことを指すらしい。先日放送されたフジテレビの「三世代比較テレビ~ジェネレーション天国」でも取り上げられていた。

「塩顔男子」の特徴は全体的に色白で、目が一重か奥二重のシャープな目元。フェイスラインから喉にかけてのシルエットが美しく、すらりとした体型。ヒゲも体毛もないような全体的に色素が薄い感じ。そうしたひ弱そうな印象の一方で、のど仏や鎖骨がゴツゴツしているといった男性らしさとのギャップもあり…などなど。女性向け雑誌の特集を見ると大体そのような定義がなされている。


ブームの先駆けとなったのは俳優の向井 理くん。NHKの連ドラ「ゲゲゲの女房」(2010年)で彼がブレイクした頃から、「塩顔」という言葉が使われはじめたようで、その他の芸能人では嵐の二宮和也くん、俳優の瑛太くん、加瀬 亮くん、松山ケンイチくん、綾野 剛くん、森山未來くんなどが該当するらしい。韓流の俳優やアイドルにもこのジャンルに当てはまる人物が多いような気がする。

どうやら、かつて人気を博した「バタ臭い男(彫りの深い洋風顔の男性)」は昨今のトレンドではないようだ。そう言えば、「肉食系男子」「草食系男子」ならぬ、「魚食(うおしょく)系男子」というカテゴリーが存在しているのを思い出した。興味のある方はお調べになってみてはいかがだろう。

2013年12月8日

初めての「メール便」

これまで、ボイスサンプルのCDを郵送する際は、軽量のプラスチックケースに入れたCDをクッション封筒で送ってきた。送料は「定形外郵便(100gまで)」で140円。最近はご覧のような90円でCDを送れるタイプの封筒も出ているが、これだとプラスチックケースのまま送ることは出来ない。


先日、切手が底をついていることに気づき、初めて「クロネコメール便(ヤマト運輸)」を利用してみた。A4サイズ(角2封筒以内)までOKで、厚さが1センチを超えると160円となるが、1センチに満たなければ80円で済む。しかも電話1本で集荷に来てくれるというのだから驚きだ。通常は到着までに3日を要するが、100円をプラスすれば、速達扱いで翌日には届けてくれる。今さらかもしれないが、今後は郵便との使い分けをしっかりしていこうと決意した私である。

2013年12月6日

ひみつの安倍ちゃん

「特定秘密保護法案」が与党の賛成多数で可決・成立した。ちなみに、皆さんはこの法案についてどこまで理解されているだろうか。おそらく、国民の大多数は基本的な部分すら把握できていない可能性がある。法の中身は各自でお調べ頂くとして、今回は賛否に関してではなく、個人的な所見を述べさせて頂く。

過去世界のどの政権を見ても、度合に差はあるにせよ、政権にとって都合の悪いことを民に明かさないのは常である。どこまで明かすのかの判断もその政権のサジ加減一つだ。今回はそれをジャンルを絞って、堂々と隠しますよ…と宣言しただけのこと。秘密を暴こうとする者に罰則が設けられたことも、法の特性を考えれば驚きはさほど感じない。


安倍政権が法案の成立を急いだ背景には、同盟国間で共有する機密の保全を求めるアメリカ政府の意向があるとも言われている。特に、政権発足間もない今年1月のアルジェリア人質事件で、在留邦人の安全確保に米国の情報が不可欠であることを痛感し、法制化に前のめりとなったとも…。2010年の中国漁船激突事件(映像流出事件含む)発生後の民主党政権下で法整備が検討されていたことも下地となっている。

国民の「知る権利」が侵される…と声高に反対を唱える傾向が見られるが、戦時中のような情報統制がまかり通る世の中でないことは一目瞭然。過剰に煽り立てるのもどうかと思う。何より、この法案は国民が多数を与えた政権が熟慮のうえ(?)通した法案である。気にくわなければ次の選挙でNOの意思表示をすればいいだけの話しだ。


様々な世論調査を見ても、法の必要性を感じている人が多く、根底を否定している人は意外に少ない。ただ、今回一つだけ看過ならないのは、国民がある程度必要と考えている法案をここまで拙速に成立させてしまったこと。これだけはやはり与党の勇み足と言わざるを得ない。

いずれにせよ、我々は「コメンテイター」や「にわか論者」、「偏った意見のみを論じる学者」の言うことを鵜呑みにしてはならない。100%の正解などこの世に存在しないのだ。他者を評価する時とて同じこと。許せないことがあったからと言って、全てを否定していたらコミュニケーションは成り立たない。ネットやメディアの発信する一方の意見(賛成or反対)のみを支持するのではなく、5:5、4:6、7:3といったバランス感覚を持って自論を作り上げるべきだと私は思う。

2013年12月4日

早めの大掃除

今週前半で事務所の大掃除を全て済ませてしまった。秋に同じマンション内で移転をした流れで、片づけていなかった荷物の整理も兼ねて、早めの大掃除となった訳である。

年末にするのが定番だった大掃除がここ数年、一気に早まってきているらしい。大手家庭用品メーカー「花王」が独自に行った調査によると、年末に大掃除をする人は2010年春の調査では64%だったが、2013年春の調査では55%にまで減っているのだとか。年末に旅行へ出かける人など時間に余裕を持ちたいという人が増えたということなのだろう。


確かに、元々忙しくなる年末にわざわざ大掃除の手間をぶつけるのは非効率なこと。大掃除が1年の禊(みそぎ)であるという考えが薄れてきたというのも根底にあるのかもしれない。

「今年の汚れ、今年の内に!」というキャンペーンを長年に渡り広めてきた「花王」はそのキャッチコピーを捨て、大胆にも今年から「クリスマスクリーニング」というキャンペーンに切り替えた。大掃除をクリスマス前に終わらせて、年末年始の時間をゆったり過ごしてもらおうという提案である。皆さんも早めに大掃除を済ませてしまってはいかがだろう。

2013年12月2日

沖縄の「角切糖」

沖縄の黒糖は私の好物の一つ。「角切糖」は沖縄県糸満市の「珍品堂」が販売している砂糖菓子だ。苦味は全くなく、コクのあるまろやかな味わいが楽しめる。


調味量として使うもよし、コーヒーに入れて沖縄コーヒーを楽しむもよし、お茶うけとしてそのまま食べるもよし…と使い道は万能。内容量は130gと少なめだが、一袋105円と手ごろで、大手100円ショップでも売られている。丁寧に煮込んで作り上げられた極上の黒砂糖、一度お試しあれ。

2013年11月30日

サザエさん音楽大全

10月の発売が一旦中止となったアニメ「サザエさん」にまつわる音楽が集約されたアルバム「サザエさん音楽大全」が12月4日に発売されることとなった。レコード会社のサイトでは宣伝用の映像が公開されている。45年の歴史の中で初めて発売される貴重なサントラ盤だ。


このアルバムには1969年の放送開始時から使用されている、宇野ゆう子さんが歌うオープニングテーマ「サザエさん」とエンディングテーマ「サザエさん一家」のみならず、火曜夜に再放送していた際に流れていた別の主題歌2曲や様々な挿入歌も収録されている。初CD化された楽曲もあり、サザエさんファンにとってはたまらないアルバムなのだ。

また、アニメの中で使われている越部信義さん作曲のBGMも網羅。さらには、「タマの鳴き声」や 「タラちゃんの足音」なども収録され、この上なく豪華で重厚な仕上がりとなっている。発売日には届くよう既に予約済みの私である。


YouTubeの映像に関して
映像は権利者サイドが無償で公開しているものですが、ダウンロードする行為は「違法」となりますのでご注意下さい。当ブログではYouTube映像を「共有」させて頂く形でご紹介しています。視聴すること自体に何ら問題はありません。

2013年11月28日

スターライトガーデン


東京ミッドタウンの「スターライトガーデン」が今年もあでやかに光を放っている。2,000平米を誇る広大な芝生広場に、青をベースカラーとした約28万個のLEDを敷き詰めた幻想的なイルミネーション。今年はLEDの配置に高低差をつけ、より立体的に光を演出し、壮大な宇宙のドラマを描いているのだとか。本格的なクリスマスシーズンの到来だ。

2013年11月26日

平成26年は「午年」


年賀状の準備を始めた。自営業者の身としてはこうした挨拶は欠かせない。昔は1枚1枚手書きで作っていたのだが、今はパソコンで作ったものに一言コメントを添える形にしている。1枚50円なのでメールに比べると割高ではあるものの、形に残るという点でハガキでの挨拶は価値があるのだ。 

2013年11月24日

東京・増上寺の紅葉


日曜のニッポン放送泊まり勤務は夕方5時半入り。今日は天気も良かったので、少し早めに恵比寿の事務所を出発し、路線バスを乗り継いで有楽町(日比谷)を目指すことにした。途中「赤羽橋駅前」のバス停で下車し、増上寺の境内へ。今が盛りと真っ赤に色付いた木が私を迎えてくれる。これ以上ないであろうというアングル。我ながら満足の1枚だ。

2013年11月22日

創立20周年パーティー

講師としてお世話になっている「アミューズメントメディア総合学院(AMG)」が今年、創立20周年を迎え、今日その祝賀パーティーが行われた。1994年に産声を上げた学院も今や業界随一の規模にまで発展。私は97年から講師をさせて頂いているので、17年のお付き合いということになる。


15周年の際に続き、今回も司会進行の大役を仰せつかった。今回は「OB・OGネットワーク」の発足も兼ねているということで、今後益々の発展を祈念するとともに、講師として襟を正して教育に当たっていく決意を改めてさせて頂いた。式典は今しがた無事終了。さあ!これから卒業生や業界関係者の方々と夜の街に繰り出そうではないか!!(笑)

2013年11月20日

エアコンの付け替え


去年、「和室」に設置した出力の大きいエアコンを隣の「リビング・ダイニング」に付け替えてもらった。冷えすぎを考慮して和室側に設置したのだが、暖房時だと逆に最もよく使うリビング側から暖まってくれた方がありがたいのだ。和室にはホットカーペットがあるので何の問題もない。無駄な工事費をかけてはしまったものの、収まりの良さに満足している。

2013年11月18日

海を臨める神社


ニッポン放送の泊まり明け、事務所へは戻らずにそのまま三浦へ。天気が良かったので、最寄のバス停をやりすごし、終点の「荒崎」まで乗車した。付近の港をのんびり散策し、荒崎から自宅方面へバス停7つ分を歩いて戻る。途中、地元長井の総鎮守「長井熊野神社」で休憩。境内からは雄大な相模湾が臨める。麗らかな日差しが何とも心地よい。

2013年11月16日

1%の三浦大根

三浦半島の名産「三浦大根」は今や風前の灯火らしい。現在、神奈川県の三浦地域で栽培されている大根の99%が「青首大根」で、「三浦大根」の生産量は1%にまで落ち込んでしまっているというのだ。


大正14年に三浦産の大根が「三浦大根」と正式に命名されて以来、三浦特産の冬大根として長年にわたり名声を維持してきたのだが、昭和54年の台風20号で三浦大根が大きな被害を受けたのを機に、「青首大根」が三浦大根の座を取って替るようになったのだという。

甘みと小振りなサイズが消費者のニーズに合い、台風被害後の種まき直しでも威力を発揮したことや、三浦大根に比べて栽培が容易なことから、わずか2~3年で切り変わってしまったのだ。生産量は少ないが、これからがシーズンの「三浦大根」。見かけたら、是非手に入れたいものである。

2013年11月14日

100円調味料の威力

スーパーで買う調味料は量が多く、使い切れずに賞味期限を迎えてしまうことが多い。そこで便利なのが100円ショップの調味料。無名メーカーのものも多いが、大手メーカーのものでも100円分の量に減らした商品が売られている。



食用油、料理酒、みりん、酢、醤油、塩、コショウ、七味唐辛子、ラー油、マヨネーズ、ケチャップなどの一般的な調味料から、本格的なカレー調理に使う香辛料、お菓子作りには欠かせないパウダー類に至るまで沢山の種類が並べられている。以前に比べて味や品質もかなり上がっているので、まめに使い切りたい場合などは本当に便利だ。

2013年11月12日

河口湖、秋萌ゆる。

河口湖の湖畔で「河口湖紅葉まつり」が開かれている。沿道の木々は黄色や赤に染まり、今がちょうどいい色具合だ。月曜日にもかかわらず、休日並みの人出。秋を愛でる人たちがしきりにカメラを向けている。



夜にはライトアップされた紅葉がお目見え。こちらもまた素晴らしい光景である。先週までは比較的暖かかった富士五湖地方だが、今週に入りグッと気温が下がってきた。午後9時の気温は手元の寒暖計で「2度」。氷点下までもうすぐだ。紅葉まつりが終わると、季節は一気に冬に突入する。

2013年11月10日

丸の内イルミネーション


今年も「丸の内イルミネーション」が華やかに光を放っている。有楽町と大手町を結ぶ丸の内仲通り沿いの街路樹に、シャンパンゴールド色のLED104万球が照らし出されている。従来品と比べ消費電力を65%削減したという“エコイルミ―ション”を使用し、環境にも配慮した。毎日17時から22時まで点灯。期間は来年の2月16日(日)までとなっている。

2013年11月8日

野比海岸の夕映え

木曜は全国的に天気が不安定だったようだが、自宅のある三浦半島は時折小雨が舞っただけで、ほぼ晴れてくれた。都心に比べると気温もかなり高かったようで、夕方の気温は22度と少し汗ばむほどの陽気に。


横須賀市の野比海岸から撮影した夕日。写真ではわかりにくいが、道路やガードレール、看板などに映える夕焼けが何とも美しい。久々に車の屋根をオープンにして海風を受けてみる。ただ、暖かいのは今週末までで、来週からは冬の陽気に変わっていくのだとか。季節の変わり目、体調管理はしっかりしたい。

2013年11月6日

トイレタンクの水漏れ


事務所のトイレタンクから水が漏れてきたので、急きょ修理業者に来てもらった。やはり「パッキン」が痛んでいたらしく、はずしたパッキンはかくも無残な状態。築30年の物件ともなると、内装はキレイにリフォームされていても、水回り設備などはかなりガタがきているようだ。賃貸物件なので修理代はもちろん全額大家さんの負担となる。

2013年11月4日

早生ミカンがお薦め!


今年は猛暑が続いた影響からだろうか、早生(わせ)ミカンが手頃な値段でスーパーに並んでいる。この時期にしては味も濃く、すでにシーズンに入ったかのような存在感だ。今年はみかんの当たり年なのかもしれない。お試しあれ!

2013年11月2日

民放2局とNHK

河口湖の研修センターでは民放テレビが山梨放送(日テレ系)とテレビ山梨(TBS系)の2局しか映らない。3局体制の県はまだいくつか存在するが、2局しかないのは山梨、福井、宮崎の3県のみ。なお、1局体制の徳島と佐賀は近隣大都市の放送局がエリアを管轄しているため、4局以上のチャンネルを受信することができるのだ。


山梨でもケーブルテレビに加入すれば、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京も視聴できるのだが、集合住宅の場合は個人で回線を引くことは今のところ不可能。あとはパラボラアンテナをベランダに立てて、衛星放送を見るしかないのだ。特に不便は感じないが、見たい番組がある時は東京で録画をセットしておくとしよう。

2013年11月1日

外務省公式YouTube

外務省が初めて、領土問題に関する動画を制作し公開している。中国政府や韓国政府からは早くも抗議の声が上がっているようだが、こうして日本が自国の立場を世界に発信するのは当然のこと。これまでそうしてこなかったことの方が不思議なくらいだ。今後外国語のバージョンも順次追加されていくという。





相手方のようにナショナリズムを喚起するだけの稚拙なアピールでは、世界の国々から敬遠されてしまうだけ。日本は冷静かつ正確に情報を発信していくことで、国際世論を味方につけるべきである。日本人はそうした品格を持ち合わせていると私は思う。いずれにせよ、我々国民は領土問題を含む真の「近代史」をもっと学ばねばなるまい。

2013年10月31日

富士河口湖町、午前6時。


今週は河口湖の研修センターに滞在している。写真は今ほどベランダから撮影した富士山。頂に朝日が当たって何とも美しい。河口湖湖畔では明日から毎年恒例の「紅葉まつり」がスタート。富士五湖地方もいよいよ秋本番だ。

2013年10月29日

領収証を集めよう!

来春卒業を迎える教え子たちに「確定申告」の話をさせてもらっている。タレント業は基本的にサラリーマンではなく個人事業主となるので、所得の申告は自分でやらなければならない。


そこで最も重要なのが「領収書」。税務署に必要経費を認めさせるためにもしっかり管理しておきたい。授業では概要だけの説明となるので、申告をする時が来たらもう少し詳しく伝授しようではないか。多少時間がかかるので、タダで…という訳にはいかないが、ファミレスのランチくらいご馳走して下されば充分だ。ドリンクバーはお忘れなく!(笑)

2013年10月27日

1勝1敗で東京ドームへ

プロ野球の日本シリーズは今夜、仙台市のクリネックススタジアム宮城で第2戦が行われ、楽天が2-1で巨人に勝利。対戦成績を1勝1敗の五分として舞台を東京に移すこととなった。ホームランを打たれて相当悔しそうな表情を浮かべていた田中投手を見るにつけ、その気迫の凄まじさを感じずにはいられない。


熱烈な巨人ファンでもない限り、楽天に初の日本一を達成させてやりたいと思っていらっしゃる方が多いかもしれない。3連勝してドームで優勝を決めるのも見てみたいが、東北に住むファンの皆さんには再び宮城の地に戻って優勝を決めて欲しいという思惑も…。日本シリーズ第3戦は29日(火)夜、東京ドームで行われる。

ちなみに、私個人のことを申し上げておくが、プロ野球に関しては特にひいきのチームというのはない。加えて、「アンチ巨人」という訳ではないこともお伝えしておきたい。一応、念のため(笑)

2013年10月25日

AMG学院祭~2013


講師をしている「アミューズメントメディア総合学院」の学院祭に伺った。朗読劇やアフレコライブなど、トークを中心とした私の担当授業では普段見ることの出来ない雄姿に出会えるという点で、個人的に楽しみにしている行事の一つである。台風の影響も心配されたが、この週末も予定通り開催されるとのこと。各自、観客を存分に楽しませて欲しい!

2013年10月23日

「中越地震」から9年

9年前の今日、新潟を最大震度7の揺れが襲った。そう、あの「新潟県中越地震」である。この地震では68人の尊い命が奪われた。被害のあった中越地方では今日、各地で追悼式典が行われ、多くの人達が犠牲者への冥福を祈った。


被災地では山間地が抱える人口減、高齢化に歯止めがかからず、自立に向けた地域間格差も表面化しているという。伊豆大島での被害が記憶に新しいところだが、我々はこうした災害を決して他人事とは捉えず、自らの身に起きた時のことを常に考えておかねばならない。先人の教訓を生かすこともまた、犠牲者の弔いに値するのではないだろうか。

2013年10月21日

100円のスクイージー


意外と面倒な窓掃除、皆さんはどうしていらっしゃるだろうか?私はガラス面に窓用のスプレーを吹きかけ、スクイージーを上から下に滑らせる作業を繰り返して汚れを取っている。この方法だと乾拭きの必要がなく、短時間でキレイに仕上がるのだ。最近は100円ショップで軽くて使いやすい商品が出ているので、一度試してみてはいかがだろう。

2013年10月19日

「ごちそうさん」が絶好調

女優の杏さん(27)がヒロインを務めるNHKの朝ドラ『ごちそうさん』が初回から22.0%と好発進。当初は『あまちゃん』の余韻で視聴習慣がついていたから…などという見方も強かったのだが、その後も安定した数字を叩き出し、16日には27.3%を記録。「あまちゃん」の最高視聴率(27.0%)を抜き去って、過去10年の朝ドラで最高記録を達成した。


杏さんはじめ、キャストの存在感もわかりやすく、崩しすぎず、真面目すぎず、ちょうどいい仕上がり。明治、大正、昭和と移り変わる時代背景が一層ドラマの世界観を固めてくれている。実は私もいわゆる「あまロス」にかかっていた一人だったのだが、その余韻もそこそこに最近は「ごちそうさん」の世界にどっぷり引き込まれている。

東京の洋食屋生まれの「め以子」が成長し、ハイカラな洋食が好まれない大阪の旧家に嫁いで繰り広げるドタバタ劇。一人の女性の成長をしっかり描いていくという朝ドラの王道的作りで、「あまちゃん」とはまた違った魅力が漂っている。「あまちゃん」ほどの派手さはないが、ドラマとしての安定感は抜群だ。お勧めしたい。

2013年10月17日

飼えないんです…。


近所のスーパーで子猫の里親探しの貼り紙を見つけた。住所を見ると、私がよく利用するコンビニ近くの農家で生まれた子猫らしい。好奇心でその農家の近くまで足を運んでみると、そこにはまだ足取りもおぼつかない子猫達が5匹も…。マンション住まいなので無論飼うことは不可能なのだが、それにしてもかわい過ぎるニャンコたちである。

2013年10月15日

待ちに待った収集日

待ちに待った(?)粗大ゴミの収集日がやって来る。個人事務所がある渋谷区で粗大ごみを処分する場合、事前に電話やインターネットで収集日を予約し、コンビニなどで購入した区の指定シールを貼って回収してもらうという流れだ。


ただ、即時回収してもらえる訳ではなく、大体1か月先まで予約で埋まっている状態。すぐに処分できないのは困るのだが、処分費の高い不用品回収業者に比べて安価で済むのはありがたい。事務所を移転したのは9月上旬。事務所内に積んであった粗大ゴミがようやく姿を消す。

2013年10月13日

反日教育に終止符?!

韓国「教学社」が出版した高校の新しい歴史教科書が検定で合格したことがこの秋大きな話題となっている。これまでの韓国の歴史教科書は、それこそ歪曲の域を超えた「反日、反日、反日」であったわけだが、この教科書では日本による統治を「肯定」する表現が盛り込まれているというのだ。

朝鮮総督府(ちょうせんそうとくふ)
採用する学校がどれほどの数になるかはわからないが、そうした論調の教科書が検定を通ったことは、韓国社会にとっては歴史を覆すような大事件なのである。韓国メディアによると、教学社の教科書は日本による統治に関し、「新しい都市が植民地的要求により交通・流通の中心地に成長した」「工業化が急進展し、近代教育を受けた『新女性』が登場した」などの記述が多く見られるという。

京城帝国大学(けいじょうていこくだいがく)
これは数年前から唱えられ始めた、日本による統治が韓国の近代化を促進したと考える「植民地近代化論」に基づくもので、日本統治時代は全て「悪」であるとの認識で固まっている韓国社会では、こうした内容が教科書に掲載されることはなく、そのような考えを持っているだけで「売国奴」のレッテルを貼られてしまうことさえあるのだ。

京城三越(けいじょうみつこし) ※左側の建物
政治的な側面が入ってくると、日本に対してだけ異常なほどの嫌悪感・憎悪感をあらわにしてきた韓国。国を二分するであろう今回の出来事は本当の意味で韓国が近代化を遂げられるかどうかの最大のハードルと言えるかも知れない。色々な意見はおありだろうが、こうした教科書の登場は今後の日韓関係にも少なからずいい影響を及ぼすであろう。


<朝鮮総督府>
1910年(明治43年)に日本領となった朝鮮を統治するために設置された官庁。庁舎は京畿道京城府(現ソウル特別市)の景福宮敷地内に設置された。戦後、建物は国立中央博物館として使用されていたが、1995年に解体。

<京城帝国大学>
1924年(大正13年)に日本6番目の帝国大学として、京畿道京城府(現ソウル特別市)に設立された朝鮮唯一の旧制大学。大学の略称は城大(じょうだい)。 1946年に京城大学に改称し、その後は現在のソウル大学となる。

<京城三越>
1930年、三越百貨店の京城店として開業したデパート。戦後は韓国人が経営者となり東和(トンファ)百貨店と改称。1963年にはサムスングループの傘下となり、店名は公募によって「新世界(シンセゲ)百貨店」と改められた。


※使用している画像について
画像は3点ともフリー百科事典「ウィキペディア」に掲載されている『日本統治時代の朝鮮』『京城府』のページより引用致しました。いずれも著作権の保護期間が終了しており、出典を明示した上での使用は差し支えないとのことです。

2013年10月11日

「しおさい」「アトム君」

自宅から車で10分ほどのところにある「安田養鶏場」。ここの卵は普通の卵より黄身の色が濃く、味もかなりしっかりしていて、地元の人だけでなく、菓子店や料理店など卵を多く使う業者にも人気のスポットだ。「しおさい」「アトム君」など常時数種類の卵が所狭しと並べられている。


卵と言えば「価格の優等生」とも呼ばれ、スーパーなどでは10個入りが200円以内で手に入る手ごろな食品なのだが、安田養鶏場の卵は一袋400円程度(サイズにより、12~15個入り)。確かに少し高いような気もするが、普通の卵では満足できないという人達の需要にピッタリと合って中々の繁盛ぶりだ。

2013年10月9日

サックサク&ジューシー

今日の昼ごはんは「和幸」のランチメニュー。選んだのは、一口とんかつとエビフライなどが盛りつけられた珠玉の一皿。特製ソースをたっぷりかけて頂く揚げ物はこの上ない贅沢だ。


「とんかつ」は1899年(明治32年)に東京市京橋区銀座の洋食店「煉瓦亭」がメニューに採り入れた「豚肉のカツレツ」(のちに「ポークカツレツ」と改称)が始まりとされる。牛肉のかわりに豚肉を使い、ソテーするのではなく、天ぷらのように大量の油で揚げ、温野菜のかわりに生キャベツの千切りを添えて提供した。そう、「とんかつ」は紛れもなく日本で生まれた和食なのである。

「和幸」は我々の世代にとって、ご飯、みそ汁、キャベツおかわり自由の元祖的存在のチェーン店。ランチなら千円以内で様々なカツが楽しめる。キャベツにかける「ゆずドレッシング」もお薦めしたい。

2013年10月7日

秋からの新教材

講師をしている声優の養成所では、10月いっぱいで前期分のレッスンが終了。先日行われた査定で、一部の研究生がランクアップし、下のクラスから上がってくる者もいるため、11月から多少メンバーが入れ替わることになる。


今ちょうど、後期レッスンのカリキュラムを思案しているところだ。もちろん、使用する課題やBGMも見直しの対象となる。私の担当は「ナレーション」。教材の一つ一つ、話す内容の一言一言に至るまで、細かいこだわりをもってこそ授業の価値は高まるというもの。授業開始は11月中旬。さあ、気を引き締めていこうではないか!

2013年10月5日

金木犀(きんもくせい)

この時期、街のあちこちから「金木犀(きんもくせい)」の甘い香りが漂ってくる。ひと昔前まで「金木犀」と言えば、トイレ用芳香剤の定番といった印象も強かったが、最近はその固定観念も少し薄れてきているようだ。


かつて汲み取り便所が全盛の時代、その近くにニオイ対策として植えられたのが、その後芳香剤の香りとして定着するきっかけだったという説も…。ある年代以上の人達には「金木犀の香り=トイレの芳香剤」というイメージをお持ちの方も多いようだが、秋の季語にもなっている植物だ。しっかり愛でてあげたいものである。

2013年10月3日

「新潟」を思い出す曲

ラジオで懐かしい曲を耳にした。1994年に放送されたフジテレビ系のドラマ「夏子の酒」の主題歌、熊谷幸子さんが歌う「風と雲と私」である。 私は当時、新潟でアナウンサーをしていたのだが、このドラマの舞台が新潟だったことと、自分のラジオ番組に熊谷さんをゲストとして迎えていたことが印象にあり、とても思い出深い楽曲なのだ。


この「夏子の酒」は新潟県和島村(現・長岡市)を舞台にした尾瀬あきらさんの漫画が原作で、主演は和久井映見さん。のちに夫となる萩原聖人さんとはこの番組で親密になったとも…。 酒蔵が舞台となっているため、撮影にたっぷり1年をかけたというフジテレビの意欲作。熊谷さんの透明感溢れる歌声がドラマの世界観を確実に広げている。爆発的ヒットとまではいかなかったが、心がほっこりする隠れた名ドラマだ。


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2013年10月1日

映画版「少年H」

今日は「映画の日」。もうすぐ上映も終盤ということで「少年H」を見て来た。「少年H(しょうねんエッチ)」は妹尾河童さんの自伝的小説で、1997年(平成9年)に講談社より上下巻が刊行。1997年にNHK「週刊こどもニュース」でアニメ化。1999年と2001年にフジテレビでスペシャルドラマ化もされている。


監督は「ホタル」「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督。戦争に翻弄されながらも、勇気や信念を貫いて生きた家族の激動の20年間を描き、実生活でも夫婦の水谷 豊さんと伊藤 蘭さんが夫婦役で映画初共演を果たしている。

昭和初期の神戸。名前のイニシャルから「H(エッチ)」と呼ばれる少年・肇(妹尾河童)は好奇心と正義感が強く、厳しい軍事統制下でもおかしなことには疑問を呈していく。Hはリベラルな父と博愛精神に溢れる母に見守られ成長し、やがて戦争が終わり15歳になると独り立ちを決意する。前向きな家族像が存分に描かれた秀作だ。