2011年3月31日

2011桜だより part2


鎌倉市内の桜。ソメイヨシノはまだほとんどつぼみのままだが、他の種類の桜は五分咲きまで進んでいる木も多い。空の青さと花びらの桜色が何とも言えない美しいコントラストを奏でている。ここ数日の穏やかな気候で一気に開花も進みそうだ。

2011年3月29日

海辺に暮らす者として

私は普段、東京・恵比寿にある事務所で生活をしているのだが、休みの時は葉山(住所は横須賀市秋谷)に購入したワンルームマンションで過ごしている。ここ数年で定着した私の生活スタイルだ。


震災では、近くの川の水が数回にわたって引いたりはしたようだが、結局大きな津波がやって来ることはなく、この一帯ではほとんど被害は出なかった。海辺に暮らす我々にとって「海」は様々な恩恵をもたらしてくれるものだが、いつかまた必ずやって来るであろう災害に対しては、充分すぎるほどの備えをしておかねばなるまい。それにしても、今日の海は憎らしいほど穏やかだ…。

2011年3月26日

2011桜だより part1

震災報道の中、あまり伝えられていない「桜の開花情報」。実は、3月20日(日)の静岡を皮切りに、今週は九州や四国などから次々と桜の便りが届いている。


これは、静岡・清水にいる私の友人が近所で撮影したもの。よく日の当たる部分だけ、ご覧のような咲きっぷりなのだとか…。都内の公園ではお花見の自粛を呼びかける場所も出てきているそうだが、年に一度の晴れ姿、花を愛でる気持ちくらいは素直に表したいものだ。

2011年3月23日

「まち」「ちょう」どっち?

今夜は臨時で水曜泊まり。東京・有楽町のニッポン放送も節電で館内の電気はほとんど消されていて、私がいる報道部の照明も半分に…。さて、薄暗い灯りの下、こんなものを作ってみた。


「大島町(東京都)」と「東伊豆町(静岡県)」は、それぞれ「おおしままち」「ひがしいずちょう」と読む。「まち」と読むか「ちょう」と読むかは都道府県によって異なるのだが、結構間違って読んでいるアナウンサーやキャスター、ナレーターが多く、今回の震災報道でも、残念ながら未だに読み間違いが横行している。

たとえ地震発生直後の緊急放送であっても、出来れば正確に放送したいもの。ニュースに限らず、公共の電波に声を乗せる全ての方々には、是非とも市町村名を大事に扱って頂きたいものだ。西日本の一部には、村を「むら」ではなく「そん」と読ませる所もあるので要注意!

2011年3月22日

大好きなホウレンソウ

今日久しぶりにスーパーへ足を運ぶと、一部ではまだ空の棚もあるものの、少しずつ震災前の状態に戻りつつあるように見える。ガソリンについても、今週中には通常の流通量に戻すとのことなので、関東ではスタンドに並ぶ車も減ってくるだろう。原発事故の影響が叫ばれている私の大好物「ホウレンソウ」も今のところは不足なく流通しているようだ。


それにしても、健康に害があるというのならまだしも、害がないと発表したのになぜ「ホウレンソウ」や「原乳」を出荷停止にするのだろう?補償をすればそれでいい…という問題ではない。

風評被害は不完全な発表や粗雑な対応によって生まれていることを関係当局はもっと自覚すべき。もちろん、こういう時だけは余談を入れず(?)、そのまま情報を垂れ流すマスコミにも責任の一端はあると思うが…。さあ、今こそ「ホウレンソウ」をモリモリ食べようではないか!

2011年3月21日

防災用品のチェック

前に買っておいた防災用小型ラジオに電池を入れてみた。少々チューニングが合わせにくかったが、置場所を変えるとしっかり受信できる。


このラジオは単4電池2本で作動し、DC電源も使えるので便利。名刺サイズの割にデザインもいい。LEDの小型懐中電灯と合わせ、改めて防災グッズをまとめておこうと思う。

2011年3月19日

意外に明るいろうそく

カンテラ風のろうそくライトが2つあることを思い出し、火を点けてみた。ガラスでしっかり覆われていて転倒しないので火事の心配がほとんどなく、何より意外に明るいのだ。


丸いティーライトキャンドル1個でなんと6時間も灯っていてくれる。昼間家にいる時はエアコンを消し、夜はしばらくこの照明で過ごしてみようと思う。私に出来るせめてもの節電生活だ。

2011年3月17日

今求められる行動

原発事故の対応に批判が集まっているようだが、まずは被ばくの危険を顧みず現場で作業にあたっている人達を信じようではないか。自衛隊も上空から水を投下しはじめ、警視庁も地上からの放水を始める見込み。仕事とは言え、彼らの勇気ある行動がなければ問題は解決に向かわないのだ。


この非常時に我々がすべきことは、様々に流される情報を正しく取捨選択し、むやみに騒がず、人に迷惑をかけないこと。そして、置かれた状況下で最低限の生活を心がけることだ。

不安でどうしようもない人は、ネットなどに不安な気持ちをぶつけるのではなく、自分より落ち着いて判断できる人の意見をしっかり聞くこと。誰もが見られるブログやツイッターが不満や不安のハキダメになってはならない。こういう時だからこそ、有益なツールとして使われるべきなのである。我々の不満や不安など、被災者の比にもならないことを是非ともわきまえて欲しい。

2011年3月15日

期限延長の措置

今日3月15日は所得税や贈与税の申告期限だが、東日本大震災の影響を配慮して、国税庁は所定の用紙を提出することで、延長を認める措置をとるそうだ。


被災者はもちろん、被災地へ出向いたり、家族などの安否確認で奔走したりで提出期限に間に合わなかった場合なども認められる。こういう時だから余計に思うことだが、我々の税金は国民生活ために使われるもの。決して無駄遣いは許されない。

2011年3月14日

ニューヨークからの祈り


私の友人で、現在ニューヨークを拠点に活動中のミュージシャン「清貴(KIYOTAKA)」が、被災者へのエールを込めて、仲間と一緒に路上チャリティーライブを展開している。実は、彼自身が被災地である宮城県の出身。この歌声は確実に郷里に届いているに違いない。我々もしっかりせねば!!

2011年3月13日

明日から輪番停電?


関東地方で、明日から「輪番停電」が実施されるかもしれない。まだ地域は発表されていないが、3時間ずつ地域ごと順番に停電になるということのようだ。多少不便は感じるとしても、それは被災者の比ではない。甘んじて受け入れようではないか。各自しっかりと備えて頂きたい。

2011年3月12日

無駄な電話は控えよ

電話の使用は本当に必要としている方へ譲るべきである。家族と身近な人の安否が確認できたら、なるべく電話は使わない方がいい。特に携帯は、それしか通信手段を持たない人や停電で家の電話やパソコンが使えない人に使ってもらおうではないか。


頻繁に携帯で長電話をすると、携帯の災害伝言サービスなどしか使えない方々の迷惑になる可能性もある。回線をもっと増やせ!という意見もあるかもしれないが、それはそもそも話の根本が違っている。今は一番悲惨な被災者の方々を慮って(おもんばかって)、なるべく無駄な通信は避けるべき時なのだ。

電話は自分に関わる最低限の使用、家族や親友・恋人・仕事仲間程度に限り、メールはパソコンでしてあげるのが被災者への配慮と私は考える。

数日分の食料を・・・

煽るわけではないが、今朝念のためコンビニに行ってみると、案の定「サンドイッチ」や「おにぎり」などすぐに食べられるような物は入荷の目途が立っていないとのこと。


とりあえず、即席麺やスパゲッティ、お米など日持ちするものと卵や野菜など最低限の食料を確保。助け合いは必要だが、基本的に自分のことは自分で守らねばならない。皆さんもまずは自分の身と自分の身近な人達をしっかり守って頂きたいと思う。数日経てば落ち着くはずだ。

2011年3月11日

全員無事です!

マグニチュード9.0という世界最大級の地震が発生。東北各地で甚大な被害が伝えられている。実家がある相模湾沿岸にも依然「大津波警報」が発令されたまま。皆さんはご無事だろうか?


私は恵比寿の事務所内で仕事中に地震に遭遇。2時間かけ続けてようやく通じた電話の先で、母はいつでもマンションの上層階へ避難できる体勢をとっていた。都内で飲食店を営む弟も無事を確認。

外出中の父とはしばらく連絡が取れなかったのだが、藤沢駅で地震に遭い、その後小田急線が動かないため、1時間をかけ徒歩で帰宅したとのこと。19:00現在、ひとまず私の家族はみな無事であることをお知らせしておきたい。

2011年3月9日

繋がっていない幸せ

最近、ワイヤレス・マウスを使い始めた。今更ながら、このマウス、コードがなくスッキリ操作出来るので、いつものパソコン作業もストレスを感じずに進められる。


高い商品なのだと思いきや、安いものだと2000円前後から購入可能。小さなUSBレシーバーをPCに挿入するだけですぐに使える。マウス側に電池が1本必要なのだが、ほとんどの商品はON/OFFのスイッチ付なので、特に電池切れを心配する必要もない。最近お薦めのグッズだ。

2011年3月7日

止められない止まらない


「止められない、止まらない、カルビー、かっぱえびせん♪」というCMソングが懐かしい「かっぱえびせん」に今限定商品が出ている。限定という言葉につられて2種類とも購入。すっかり戦略に乗せられている私であった…(笑)

2011年3月5日

ジェットコースターラブ

分裂騒動で揺れている韓国の5人組ガールズグループ「KARA」が3月23日、新曲「ジェットコースターラブ」を発売する。TBCのCMソングでもおなじみの曲で、すでにYouTubeなどでは発売前にもかかわらず、法を除外視(?)してプロモーションビデオがアップされている。


実は私にとっても、久しぶりに応援したくなるアーティストだったこともあり、今回の騒動は残念でたまらないのだ。このところ日本のマスコミでは騒動の経過が報道されていないのでヤキモキしているわけだが、双方とも解決の着地点を早期に見つけて、是非とも活動を続けていってもらいたい。

日本のファンの間では「解散反対」の署名運動も始まっているという。韓国では「解散してしまえ!」という批判の声が上がっているという中、何とも不思議なネジレ現象だ。

2011年3月3日

卒業証書授与式


講師としてお世話になっている専門学校の卒業式が今日行われた。司会をするのは今年で15回目。何度やっても心にグッとくる仕事だ。16期生諸君、卒業おめでとう!

2011年3月1日

木草弥や生ひ月


今日から3月。月曜はあいにくの雨模様であったが、今日は「弥生」の季節に相応しく比較的過ごしやすい一日に。ちなみに「弥生」は、草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって出来た言葉だそうだ。春本番へ向けて世の中が一気に動き出す。