2012年8月30日

1997「BEACH BOYS」

1997年にフジテレビ系列で放送された「BEACH BOYS」というドラマをご存知だろうか?竹野内 豊さん、反町隆史さんのダブル主演で、広末涼子さん、マイク真木さん、稲森いずみさんなどが出演。恋愛モノが多かった「月9ドラマ」にあって、男の友情、男の生き様を描いた初めての作品となった。平均視聴率も今では考えられない23.7%を記録。


実はこのドラマ、私が海辺に住んでみたいと思うきっかけとなったドラマなのだ。いわば私の人生を変えてくれたドラマと言っても過言ではない。ずっとDVD化されていなかったのだが、2年前にようやく発売に至っている。通常の放送とスペシャル版を加えた7枚組のBOX仕様。これほどストレートに夏を愛でたドラマは他にはない。お薦めしたいドラマだ。

2012年8月28日

スイカで水分補給を


この時期はついガブガブと冷たい飲料を大量に飲んでしまいがちだが、そんな時はスイカがお薦め。スイカは水分をたっぷり含んでいるし、適度な甘さを感じることもできる。カリウムやマグネシウムといった「ミネラル」が豊富なのもうれしい。三浦半島の名産「三浦すいか」もまもなくシーズンを終える。

2012年8月26日

相模国から駿河国へ

夏休み最後の週末とあって行楽地はどこも大混雑。そんな中、久しぶりに西湘~箱根へ足を延ばした。まずは平塚市の「湘南平」へ。ここを訪れるのはかれこれ20年ぶりのことである。


湘南平は平塚市と大磯町の境にある標高181mの山。地元ではかつて千畳敷と呼ばれていたそうだが、公園として整備するにあたり湘南平と名付けられた。


決して高い山ではないのが、展望台を兼ねたテレビ塔からは相模湾だけでなく、関東平野側も広く見渡すことができる。少々見づらいかも知れないが、設置された望遠鏡からは「東京スカイツリー」と「東京タワー」が並んでいた。


テレビ塔の金網はご覧のように南京錠が多く付けられている。恋人同士の名前を書いて施錠して鍵を捨てる…というお馴染みの行為はここから始まったと言われている。確かに私が学生の時分から変わらぬ光景だ。


発祥ということで申し上げると、日本で始めて海水浴が始まったとされるのがここ「大磯海水浴場」だ。往く夏を惜しむ人たちで砂浜は大いににぎわっている。


この後、車は西湘バイパスを通り、一気に箱根路へ。正月に行われる箱根駅伝のコースにもなっている国道1号線をひたすら上がっていく。写真は箱根登山鉄道の「彫刻の森駅」。


車を走らせていると、温泉宿の入口に「日帰り温泉」の看板が多く見られる。せっかく箱根まで来たのだから是非とも温泉に…と意気込んでみたのだが、ほとんどが7時までの営業。夜は宿泊者を優先するということなのだろう。


芦ノ湖に着くころには日はどっぷりと暮れていたが、夕焼けの終わりとともに今度は空が朝焼けのように白く輝き、その光が湖面に映ることによって何とも幻想的な景色を作り出していた。


温泉を諦め切れなかった我々は、国道1号線を静岡方面へ下り、そのまま沼津市内にある天然温泉「駿河の湯」へ。夕食もゆったりと地元の店で頂き、渋滞の収まった深夜の東名高速で帰京した。

2012年8月24日

残暑なお凌ぎかねます。


北海道でも猛暑日を記録するなど、日本列島は連日厳しい暑さに見舞われている。気象庁から昨日発表された3ヶ月予報でも、9月は残暑が厳しいのだとか…。暦の上では暑さが収まるころという意味の「処暑」も過ぎたのだが、まだしばらく猛暑は収まってくれそうにない。体調管理はしっかりと!

2012年8月22日

「ラ・マンチャの男」1201回目

21日、帝国劇場で上演されている松本幸四郎さん主演のミュージカル「ラ・マンチャの男」を拝見した。同じ俳優が主演する国内のミュージカルとしては最も多い上演回数1200回目を達成。しかも達成した19日は幸四郎さんの70才の誕生日だったという。私が伺ったこの日は1201回目。上演後は観客総立ちでその業績を祝った。


 「ラ・マンチャの男」は、小説「ドン・キホーテ」を基にしたミュージカルで、幸四郎さんが26歳だった1969年(昭和44年)の初演からずっと主演を務めている。主演が同じ俳優によるミュージカルとしては、3年前に亡くなった森繁久彌さんの「屋根の上のヴァイオリン弾き」の900回を上回り最も多い記録を更新。

ちなみに舞台作品での上演記録は、森 光子さんが1961年(昭和36年)から2009年まで上演した「放浪記」の2017回が最多。いずれにせよ、これぞプロフェッショナルと言える偉業には違いない。

2012年8月20日

耐えきれませぬ…。


住宅街を歩いていると、民家の玄関で飼犬がダウンしていた。石の上に寝そべって、多少でも体を冷やしたいのだろう。人間にとって厳しい猛暑は、自由の利かないペットたちにとっては耐え難いものなのだ。我々がきちんと気を遣ってやらねばなるまい。

2012年8月18日

甲府→清里→軽井沢

諏訪湖花火の夜は甲府へ戻り一泊。翌日は車で軽井沢を目指す。中央道「須玉インター」で降り、国道141号を北上。途中「八ヶ岳」を眺めながら清里高原を抜けていく。


休日の軽井沢周辺はアウトレットの影響もあって大混雑する。駐車場に入るだけでかなりの時間がかかると聞いていたので、我々はしなの鉄道(旧JR信越本線)の「軽井沢駅」より二つ手前の「信濃追分駅」でパーク&ライドを試みる。


信濃追分駅前の公営駐車場は、12時間未満で100円という驚きの料金。軽井沢までの電車賃が460円(片道230円)かかるが、大渋滞を避けられてこの金額は本当にありがたい。


軽井沢・プリンスショッピングプラザ」は1995年の長野新幹線軽井沢駅の開業とともに設けられたアウトレットモール。かつてゴルフ場があった場所に作られたため、ゴルフコースをそのまま残した広大な「芝生の広場」がある。


池を囲むように「East」「New East」「New East Garden Mall」「味の街」「West」「New West」の6つの店舗群が配され、バーベキューコーナーやドッグランコーナーも設けられている。無料のシャトルカートも運行されているので、広大な施設内を誰もが気兼ねなく楽しめるのだ。


夕方、施設の周辺は帰路に着こうという車で大渋滞。我々は混雑を横目に再びしなの鉄道で「信濃追分駅」に向かう。乗車して10分、信濃追分駅に到着。降りたのは我々を含め10人程度か。軽井沢駅の賑わいはどこへやら。


帰りは来た道を戻る形で甲府へ向かう。そこから一気に河口湖のスタジオへ。河口湖に所有するマンションは大浴場も併設しているので、休憩がてらゆっくりと過ごす。深夜12時過ぎに河口湖を出発し、御殿場から東名高速へ。深夜とあってUターンラッシュは全て解消していた。混む時間さえ避けられれば、お盆休みの移動も快適だ。

2012年8月16日

40000発の湖上花火

15日の水曜日、長野県の「諏訪湖祭湖上花火大会」へ足を運んだ。ちょうどお盆の帰省の時期に開かれることもあり、高速道のサービスエリアも諏訪湖周辺の道路も大混雑するとのことで、我々は山梨県の「甲府駅」近くにホテルを取り、中央本線で「上諏訪駅」へ。甲府からは特急で約50分だ。



諏訪湖の花火は一日の打ち上げ数が約4万発という規模を誇る信州の夏の風物詩。東京・隅田川の花火、三尺玉で有名な新潟の長岡の花火、大阪・PL教団の花火はいずれも総数2万発、秋田・大曲の花火が約1万8千発なので、打ち上げ数だけをとれば「諏訪湖」がダントツで日本一ということになる。

今年で64回目。終戦の4年後に「敗戦ですさんだ心を癒し、希望につなげよう」と終戦記念日に行われるようになり、花火の前には戦没者への黙祷がある。



諏訪湖花火のもう1つの醍醐味はその音にある。周囲を山に囲まれた鍋の底のような地形をしている諏訪湖周辺は花火の音が山々に響き渡り、体に直接振動が伝わってくるような大迫力を感じられるのだ。

信州は昔から花火師が多い土地で長野県の花火生産額は日本一。諏訪湖の花火は技術的な水準が高いと言われている。水上スターマインは、3尺玉などの大花火が諏訪湖の湖面に直径300mもの半円を作る珍しいもの。エンディングで披露される全長約2kmの大ナイアガラもまた素晴らしい。



帰りの「上諏訪駅」。入場規制が行われ、果たして甲府までの電車に乗れるのだろうか…と不安になったが、結局1本電車を見送っただけで、すぐに臨時列車に乗ることが出来た。色々な花火大会を見てきた私だが、諏訪湖花火の満足度は他のそれに比べると群を抜いている。来年は今年取れなかった諏訪のホテルを予約してゆっくりと楽しみたい。

2012年8月14日

どこにいるでしょう?


横浜横須賀道路の横須賀パーキングエリア。休憩のため木陰で休んでいると一匹のネコが寄ってきた。えさでももらえると思ったのだろうか。芝生の上を歩いている時は気付かなかったが、枯葉の降り積もった場所までくると、キジ柄が地面と同化しているように見える。それにしてもこのネコ、中々のイケメンだ。

2012年8月12日

突然の花火大会

11日の土曜日、葉山から東京へ向かう途中、「三井アウトレットパーク・横浜ベイサイド(横浜市金沢区)」へ立ち寄る。午後7時、ちょうど駐車場へ入ろうとしたところ、突然ごう音とともに花火が!!どうやらパーク横の桟橋辺りから上がっているらしい。買い物客も皆足を止めた。


車の屋根をオープンにしていたので、そのまま車を駐車場に停めてしばし鑑賞。打上げ場所のすぐ近くで見る花火はものすごい迫力だ。調べてみたところ、アウトレットパークの隣にある「横浜ベイサイドマリーナ」の夏祭り恒例のイベントだったらしい。10分ほどではあったが、予期せず見られた花火大会に感謝!

2012年8月10日

日韓戦で思うこと。

ロンドンオリンピックの「男子サッカー」と「女子バレーボール」はいずれも3位決定戦で韓国を相手に戦うこととなった。「因縁の対決」といわれる日韓戦。特に韓国では毎回特別な試合と位置づけられている。

絶妙(?)なタイミングでの韓国大統領の竹島上陸。支持率低下を食い止め、求心力アップを図るためのアクションと見られるが、オリンピック中で、しかも8月のこの時期というのも確信犯の成せる技。日韓関係を深めることより、自らの保身を優先した行為と解釈せざるをえない。日本政府はしっかりと抗議をし、断固たる姿勢を貫いてもらいたいものだ。


日韓関係を語る人は口々に「隣国を理解する…」とおっしゃるが、私はそれには賛同しない。我々には「理解」する前に「知る」ことが何より必要なのだ。知りもしない人が「理解」も「批判」も出来ない。いや、してはならないのだと思う。賞賛する人はいないとして、無関心であること、単に批判をすることこそ恥ずべき行為なのではないだろうか。

政治と文化・スポーツは別物。韓国大統領の横暴は許されざる行為と糾弾するが、オリンピックでの対戦にその怒りは持ち込みたくない。K-POPを愛してやまない私の純粋な思いも一政治家のくだらない私利私欲にまみれることはない。日本人としての品格はそういうものであると私は思う。

2012年8月8日

立秋、五輪、坦々麺


今日は立秋。暦どおり暑さも一段落し、過しやすい気候になる。連日のオリンピック中継で寝不足の方も多いと思うが、しっかり栄養を取って夏ばてしないよう気をつけたい。今日のランチは「坦々麺」。暑い夏に欲しくなる一品だ。

2012年8月4日

本当のトノサマガエル

長野を旅行中の友人から送られてきた「トノサマガエル」の写真。水田に多く生息し、日本では最もよく知られたカエルであるが、調べてみたところ、この「トノサマガエル」は関東~東北地方には生息していないという事実が判明した。


「トノサマガエル」は中部地方から西の本州・四国・九州に生息。関東~東北で見かける似たカエルは「ダルマガエル」という種類なのだそう。関東育ちの私が子供の頃「トノサマガエル」だと思って触れていたカエルは「ダルマガエル」だったということだ。40数年間の間違いをあぶりだして(?)くれた友人に感謝!

2012年8月2日

都電~60年の生涯

昭和46年、東京都交通局刊行の「都電~60年の生涯」をゲットした。都電の繁栄と衰退を膨大な量の写真で紹介した見応えのある一冊。先日、ネットオークションで保存状態のいいものを見つけ、ようやく手に入れたものだ。


都電の発祥は明治15年に開業した鉄道馬車。都電は「荒川線」のみを残し、70年代中期までにほぼ全ての路線が姿を消した。関東大震災や戦中・戦後の悲惨な写真、焼野原をいち早く復興に向け走り出す都電を見ると、その時代を生きた人達の息吹までもが聞こえてくるようである。高度成長期、急激に様変わりしていく東京の街並みも目をひく。


都電そのものに関してはもちろん、時代とともに変遷する路線図や乗車券の写真、花電車、レールの種類、車両紹介、都電に関する歌の歌詞など内容も豊富だ。さらに「東京電車唱歌」のソノシート(朝日ソノラマ製)も封入。都電に関する書籍でこれほど写真の充実した物はない。まさに永久保存版と言える一冊である。