2015年11月30日

1994年秋の決断


知り合いから懐かしい写真が送られてきた。1994年に私がキャスターを務めていたBSN新潟放送「情報ジャイアント」にその方が出演した時のもの。この番組は良くも悪くも、当時27才だった私がフリーの道を歩もうと決意したきっかけの番組だ。今とは別人の私がいる(笑)

2015年11月25日

久々のゾロ目レシート


久しぶりにゾロ目のレシートをゲットした。コンビニやスーパーなどの会計時には店員さんが金額を読み上げるが、この時の店員さんは今にも鐘を鳴らすかような勢いで、「あ、すごい!お客様、999円ですっ!!」とかなりテンション高め。何となく得した気分になるのが不思議だ。

2015年11月20日

日本一の100円ショップ


2,000坪を誇る日本最大のダイソーが千葉県船橋市にある。地下1階から地上6階までの全てがダイソー。ワンフロアーだけでも普通の店舗以上に広いと申し上げれば、どれだけ広いかがお分かり頂けるだろう。このビル、元は丸井だったそうだ。

2015年11月15日

仏壇ではありません。

仏教徒でもキリシタンでもない我が家には仏壇も礼拝台もない。そこで、すでに祀っている神棚に合わせ、神道式の祭壇を設けた。あまり知られていないが、仏教の仏壇にあたる物を神道では祖霊舎(神徒壇)と呼ぶ。


本尊(仏像)はなく、仏教の位牌にあたる霊璽(れいじ)だけを中に祀る。あとは通常の神事で使う三方(供え物をのせる台)と、その三方や玉串(榊に紙を絡ませた供え物)をのせる八足台を用意すればOK。仏壇のような重厚感はなく質素な作りだが、とても気に入っている。


作法は神社参拝と同じ「二礼二拍手一礼」で、 神棚、祖霊舎の順番に参る。ちなみに、葬祭(葬儀)の時の拍手(かしわで)は音を立てない偲手(しのびて)で行い、五十日祭(仏教で言う四十九日)までは神棚を半紙で隠し、神棚は参らないのが習いである。

この祖霊舎にはまだ誰も入っておらず、開眼祭(仏教でいう開眼法要)も行っていない。墓や仏壇を生前に設けることは不吉だという声もあるようだが、我が家はそうした声を気にする家ではない。将来自分が納まる場所を知っておいたほうが安心…と考えればいいだけだ。

2015年11月10日

国鉄と電電公社

国営だったものが民営化され「株式会社」となった企業がある。我々の世代では当たり前のことだが、10~20代の人達にとっては歴史の時間に教わるほど昔のことでもなく、結構知らない人が多いようだ。


ちなみに、国鉄(日本国有鉄道)は現在の「JR」のこと。山手線や中央線のことを昔は「国電」と呼んでいた。電電公社(日本電信電話公社)はお察しの通り、現在の「NTT」のことである。そう言えば、先日レッスンで「官製ハガキ」と私が言ったら、怪訝そうな顔をする学生がいた。そう、郵便局も10年ほど前までは国営だったのだ。今は「官製ハガキ」ではなく「通常ハガキ」と呼ぶらしい。

2015年11月5日

セゲユサン=世界遺産

韓国語には全体の7割以上を占めるとされる漢字語(本来は漢字で表記)と大和言葉にあたる固有語(ハングル文字で表記)があるのだが、日本からの独立後は漢字語のほとんどがハングル文字で表記されるようになる。

実は漢字語の多くは36年間にわたる日本の統治下で定着した和製熟語。そのまま漢字を使い続けると、日本文化が生活に根付いてしまった事実があからさまになるため、韓国政府は急速に漢字追放政策を進めたのだ。


漢字語の読み方は日本語の音読みとよく似ている。運動=ウンドン、高速道路=コーソットーロ、図書館=トソグヮン、化粧室=ファジャンシル、冷蔵庫=ネンジャンゴ、世界遺産=セゲユサンなどなど。しかも、韓国語の音読みは基本的に一つしかないので、ルールさえ覚えてしまえば、日本人なら誰でも簡単に読むことが出来るのだ。

さらに、2つの言語は語順が全く同じなので、日本語をそのまま順番に置き換えれば文章が完成する。もし今も漢字表記が定着していたとしたら、お互いにもっと親近感を持てていたのかもしれない。


兄弟のような存在の日韓両国。日本文化の礎はそのほとんどがかつて朝鮮半島から伝わったものであるし、韓国の近代化は日本の植民地時代に端を発しているのも事実。先日ようやく首脳会談が開催されたが、日韓国交正常化50周年を機にお互いが大局的見地で融和できないものだろうか。日韓文化ウォッチャーの1人として切に願うばかりだ。