2011年7月13日

国民年金の憂鬱

2010年度の国民年金保険料の納付率が59.3%にとどまり、前年度(60.0%)を下回って過去最低を更新した。「将来もらえそうにないから・・・」という理由で支払っていない若年層が多いようなのだが、それは少し考え違いであるということを自覚して頂きたい。


国民年金は将来自分がもらうために支払うものではなく、現役を退いた65歳以上の世代の生活を、我々現役世代が皆で支えるという性質のもの。単なる積立金や年金の部類とは少し違うのだ。

経済的に払えないのであれば、きちんと支払い猶予や減免の措置を取るべき。制度の行き詰まりは否めないが、いずれにせよ支払っていない方々には猛省を促したい。真面目に支払ってる人間がバカをみるのは何とも納得がいかない。