2011年11月20日

お父さん犬、宙に舞う。

プロ野球の日本シリーズは20日、福岡ヤフードームで第7戦が行われ、「ソフトバンク」が3-0で「中日ドラゴンズ」を下し、2003年以来8年ぶり5度目の優勝を飾った。ソフトバンクホークスになってからは初の日本一だ。

ソフトバンクはシリーズ開幕からホームで2連敗したが、敵地名古屋で3連勝。その後再び福岡で敗れて勝敗をタイとし、今日の最終戦で接戦を制した。個人的にプロ野球にさほど興味がある訳ではないのだが、今夜だけは日本シリーズをメインに、男子バレーのワールドカップ初戦(日本対イラン)をチェックしながらのテレビ観戦となった。


最初に胴上げされたのは「お父さん犬」と秋山監督。お父さん犬は数え切れないほど、監督は8度宙に舞った。その後オーナーであるソフトバンク孫会長がマウンドに進み出て胴上げを受ける。孫会長は日本シリーズ全ての試合を観戦。相当嬉しかったのだろう、元々一重の細い目がなくなってしまうほど満面の笑みを浮かべ続けていた。

しかし何より印象深かったのは、監督3年目で見事日本一をものにした秋山監督だ。決して流暢とは言えない優勝インタビューで「震災の後、被災者の皆さんに元気になってもらえればと12球団が一丸となってやってきました。これからもしっかりやっていきます!」という挨拶にはさすがにグッときた。内紛で揉めている某球団の上層部に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものだ。