2012年9月11日

『リフレインが叫んでる』

自宅マンションのすぐ近く、国道134号線の「長者ヶ崎(葉山町)」から「横須賀市林」の交差点までを通称「西海岸通り」と呼ぶ。昔から横須賀市では「坂」や「通り」に愛称を付ける慣わしがあったようで、これも市民から募集した名称だ。


この通り沿いには風光明媚なポイントがたくさんあるのだが、途中にある県営立石駐車場は、松任谷由実さんの名曲「リフレインが叫んでる」の舞台になった場所である。


♪♪ リフレインが叫んでる
  
どうしてどうして僕たちは出逢ってしまったのだろう
こわれるほど抱きしめた
最後の春に見た夕陽はうろこ雲照らしながら
ボンネットに消えてった
 
ひき返してみるわ ひとつ前のカーブまで
いつか海に降りた あの駐車場にあなたがいたようで
 
どうしてどうして私たち離れてしまったのだろう
あんなに愛してたのに
岬の灯冴えはじめる同じ場所に立つけれど
潮風 肩を抱くだけ
 
 

きれいな夕焼けも出会ったばかりの二人には美しく眩しいものかもしれないが、別れる二人にとっては辛く切ない存在になってしまうのだろう。「西海岸通り」はそんな様々な恋愛模様を見つめてきたのである。