2013年12月10日

塩顔男子はいかが?

今さらなのかもしれないが、昨今のモテ男のトレンドは「塩顔男子」なのだとか。これまで言われてきた、薄い顔立ちの「しょうゆ顔」や濃い顔立ちの「ソース顔」のどちらにも分類されない、あっさり顔の男性のことを指すらしい。先日放送されたフジテレビの「三世代比較テレビ~ジェネレーション天国」でも取り上げられていた。

「塩顔男子」の特徴は全体的に色白で、目が一重か奥二重のシャープな目元。フェイスラインから喉にかけてのシルエットが美しく、すらりとした体型。ヒゲも体毛もないような全体的に色素が薄い感じ。そうしたひ弱そうな印象の一方で、のど仏や鎖骨がゴツゴツしているといった男性らしさとのギャップもあり…などなど。女性向け雑誌の特集を見ると大体そのような定義がなされている。


ブームの先駆けとなったのは俳優の向井 理くん。NHKの連ドラ「ゲゲゲの女房」(2010年)で彼がブレイクした頃から、「塩顔」という言葉が使われはじめたようで、その他の芸能人では嵐の二宮和也くん、俳優の瑛太くん、加瀬 亮くん、松山ケンイチくん、綾野 剛くん、森山未來くんなどが該当するらしい。韓流の俳優やアイドルにもこのジャンルに当てはまる人物が多いような気がする。

どうやら、かつて人気を博した「バタ臭い男(彫りの深い洋風顔の男性)」は昨今のトレンドではないようだ。そう言えば、「肉食系男子」「草食系男子」ならぬ、「魚食(うおしょく)系男子」というカテゴリーが存在しているのを思い出した。興味のある方はお調べになってみてはいかがだろう。