2014年6月23日

三社造りの神棚

今年の3月、生まれて初めての神棚を自宅マンションのリビングに設置したのだが、色々と学んでいくうちにもう少ししっかりとしたものが欲しいと思うようになり、このたび「三社造り」という正式な神棚を購入し、改めてお祀りさせて頂いた。サイズは小さめで、煌びやかな飾りは一切ないシンプルな佇まいながら、総ヒノキ作りの立派な神棚である。


三社造りの場合は中央に「天照大御神(おまてらすおおみかみ)」を祀った伊勢神宮の神札を、右側に居住地や生誕地を管轄する氏神(うじがみ)神社や産土(うぶすな)神社の神札を、左側によく参拝する神社(崇敬神社)の神札を祀る。ちなみに、神札を納める場所が1カ所の「一社造り」の場合はそれらの神札を重ねてお祀りしていいことになっている。

宗教には全く無縁の私ではあったが、この国に生を受けた者として、日本古来の神々とはしっかり向き合っておきたい。本尊や教祖などを敬うのではなく、世の万物(八百万の神)を敬うことが神道の基本的考え。何とも大らかである。