2014年6月27日

43%減で海開き

関東地方のトップを切って、神奈川の逗子海岸が海開き。昨年は7月に起きた浜辺での殺傷事件や大音量で客が踊る海の家の「クラブ化」などの影響で、海水浴客がなんと前年比43%減まで落ち込んだのだという。


事態を重く見た逗子市は今年3月、拡声機を使った音楽、タトゥーの露出、海の家以外での飲酒を禁止する条例を制定した。今日の式典でも、市長がマイクを使わずにあいさつ。恒例だった地元有志によるフラダンスも、BGMが必要になるため中止となった。

逗子海岸のキャッチフレーズは「太陽が生まれたハーフマイルビーチ」。これは1998年に放送されたテレビ東京の人気番組『出没!アド街ック天国』内で生まれたもの。静かな浜に海水浴客がどれだけ戻ってくるのかが注目される。