2014年7月5日

"花子とアン"が絶好調!

NHKの連続テレビ小説「花子とアン」が好評だ。私も毎日欠かさず録画して楽しんでいる。『赤毛のアン』の翻訳家として知られる村岡花子の生き様が丁寧に描かれたドラマで、原案は孫の村岡恵理さんが著した「アンのゆりかご~村岡花子の生涯」。脚本はドラマ「ドクターX」などを手がけた中園ミホさん。主演の吉高由里子さんを中心に、多くの俳優達が各所で脇を固めている。


舞台も「故郷の甲府」「東京の女学校」「教師を勤めた甲府の小学校」「作家としてスタートを切った東京」と次々に変わっていき、見る者を飽きさせない。ファッションや調度品なども明治・大正・昭和に渡ってこだわりが貫かれている。作品の中で最も重要なグッズと言えるのが将来夫となる人物が女学校時代にプレゼントしてくれた「英英辞典」。この辞典が花子の夢を支えていくことに…。

ストーリーは、吉高さん演じる主人公の「はな(花子)」が出版社で仕事をしはじめた東京で道ならぬ恋に落ちていくという物語一番の盛り上がりに突入。週明けの放送では、さらにその行く末に注目が集まる。視聴率は週平均23%を超えるほどの絶好調ぶりだ。「あまちゃん」「ごちそうさん」を越える人気作となりそうである。