2015年5月10日

もみじ饅頭と四拍手

GWの家族旅行で訪ねた宮島で「七浦堂」という老舗のもみじ饅頭屋さんに出会う。おばあちゃんと孫と思しきお2人が店頭で静かに客をもてなす。他店のようにクリーム餡やチョコレート餡などはなく、こしあん一種類のみのラインナップ。味も至ってシンプルだ。



旅行のシメに訪れたのが出雲大社。一般的には「いづもたいしゃ」と呼ばれるが、正式には「いづもおおやしろ」という。出雲大社の参拝は「二拝四拍手一拝」が作法。諸説あるようだが、江戸時代までは神社によってまちまちだった作法を明治政府が「二礼二拍手一礼」と簡素に統一した際、いくつかの神社が古い作法を守り続けた…という説が有力だ。

本殿をその後方から撮影。写っているウサギのオブジェは平成の大遷宮を祝って製作されたもの。いずれにせよ、本殿は古代日本の荘厳さが感じられる重厚な佇まいだ。