2015年5月30日

横浜大空襲から70年

今から70年前の5月29日、横浜の街はアメリカ軍の無差別空爆により、死者・行方不明者1万5千人という大きな被害を受けた。いわゆる「横浜大空襲」である。


1945年5月29日午前9時15分、B29爆撃機など約600機が横浜上空に現れ、1時間にわたり焼夷(しょうい)弾などを投下。官庁街をはじめ、被害は中区、西区、神奈川区、南区、磯子区、保土ケ谷区、鶴見区など広域に及んだ。

正確な数は不明なままだが、犠牲者は1万5千人を超えるとも。投下された焼夷弾の量は10万人を超す死者を出した東京大空襲の1.5倍にあたるとされる。戦後70年の今年、我々はこうした歴史の事実をしっかり学ばねばなるまい。