2015年8月30日

タイアップもほどほどに

神奈川県が制作した危険ドラッグの啓発CMが「衝撃的」だと話題になっている。強烈すぎるという批判もあるようだが、個人的にはこのくらいのインパクトは必要なのでは…と感じている。


一方の東京都版をご覧頂きたい。人気アニメ「進撃の巨人」とのタイアップで作られたCMなのだが、明らかにネームバリューに頼り過ぎて、啓発の役割を果たせていないのがわかる。タイアップ先の作品までもが汚されてしまっているように感じるのは私だけだろうか。


この2つ、行政が制作するCMの良いパターン、悪いパターンの代表例と言えよう。大体、東京版は1分もかけているにもかかわらず、文字要素や内容がストレートに伝わっていないのだ。駄作とまでは言わないが、安易すぎやしないか。

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