2013年7月22日

52.61%

参議院選挙は大方の予想通り、自民党の圧勝に終わった。各党の獲得議席は以下の通り。自民党が65、民主党17、公明党11、みんなの党8、共産党8、日本維新の会8、社民党1、生活の党0、みどりの風0、諸派・無所属3となる。


投票率はなんと「52.61%」。前回の2010年参院選の57.92%を5.31ポイントも下回り、戦後3番目の低さとなった。有権者の半分しか投票に足を運ばないという事態は本当に情けない。特に若年層の投票率は深刻で、まさに「無関心スパイラル」と呼んでもいい現象にまで陥っている。

政策の多くが自分たちに向いていない…という嘆きをよく聞くが、それは決して政治の責任ではない。投票に行かない者たちの自業自得であるとわきまえるべき。若年層がもっと投票に行けば、政治は自ずとそちらへ向いていくのである。「選挙教育」をどう次の世代へ植えつけていくか。これは我々中高年世代に課せられた大きなテーマかもしれない。