2014年2月18日

ようやく対策本部。

先週末からの大雪の影響で、野菜の価格が高騰している。収穫が遅れたり物流が滞ったため、東京都卸売市場では、千葉などが産地の「ネギ」が1週間前の30%以上、群馬などの「ほうれんそう」が40%以上値上がりしている他、大根やにんじんも軒並み上昇しているのだとか。


自宅近くの農産物直売所「すかなごっそ」では地元産のものが多いこともあって価格が高騰している印象はあまりないのだが、被害はイチゴ・ブドウなどの果物やトマト・きゅうりなどのハウス栽培にも広がっていて、被害額は200億円近くに達するなど過去最大の規模に及んでいる。

いまだに孤立集落が解消しないことなどを見るにつけ、今回の雪は単なる大雪ではなく、「災害」と呼んでもおかしくないだろう。政府は今日になってようやく「豪雪非常災害対策本部」を設置したが、明らかに事態を甘く見ていたと言わざるを得ない。いずれにせよ、様々に手厚くケアをお願いしたいところだ。